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政治・行政
2017年10月17日(火)9:06

新農業委員に委嘱状/宮古島市

会長に芳山辰巳氏選出/総会で推進委員21人決定


委嘱を受けた新農業委員の皆さん=16日、市役所上野庁舎

委嘱を受けた新農業委員の皆さん=16日、市役所上野庁舎

 任命制で選ばれた新農業委員17人に16日午後、委嘱状が交付された。初総会では上野の芳山辰巳氏を会長に選出した。会長職務代理者には伊良部の長濱国博氏が就いた。市農地利用最適化推進委員21人も選出。本人へ結果通知の上、今月25日に委嘱状を交付する。

 新農業委員は、改正農業委員会法に伴って初めて任命制で選ばれた。公募41人の中から下地敏彦市長が17人に絞り込み、市議会に提案して同意を得た。

 委嘱状を交付した下地市長は「市の農地は県全体の30%を占める」と農地行政の重要性を強調し、「農地の有効利用を図り、安定的な農業の展開に向けて一翼を担う皆さんへの期待は大きい」と述べ、効率的な職務の遂行を促した。

 この後の総会で互選された芳山会長は、「会長に選ばれ光栄に思う。農家の代表として、市の農業振興のために一丸となって頑張りたい」と決意を話した。

 長濱会長職務代理者は「会長を補佐し、委員をまとめるのが私の仕事。皆さんのまっとうな意見を聞きながら、会長共々頑張っていきたい」と述べた。

 引き続き農地利用最適化推進委員を決めた。応募者ら30人の中から21人を選んだ。選出者は本人へ通知の上、後に公表される。

 農業委員の活動範囲は市全域。総会への出席や農地等の利用の最適化の推進に関する指針の策定・変更等を行う。報酬は会長が月額5万円、会長職務代理者が同4万5000円、委員が同4万1000円。

 一方、農地利用最適化推進委員は主に定められた活動区で動く。担い手への農地利用の集積・集約化、耕作放棄地の発生防止・解消などの現場活動を行う。報酬は月額3万5000円。

 農業委員は次の通り。(議席番号順)

 砂川栄徳(上野)▽久保弘美(平良)▽野崎達男(城辺)▽玉元正助(伊良部)▽荷川取広明(下地)▽國仲和男(平良)▽長濱国博(伊良部)=会長職務代理者▽川満里志(城辺)▽松岡日出雄(平良)▽砂川寛裕(同)▽喜屋武隆(同)▽奥浜健(城辺)▽田名和彦(同)▽仲里敏夫(下地)▽仲里長造(平良)▽砂川明寛(城辺)▽芳山辰巳(上野)=会長


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