12/13
2024
Fri
旧暦:11月13日 大安 辛 
政治・行政
2017年10月23日(月)9:02

支持者と当選の喜び共有

市民の声を行政へ/新人の平良和彦さん


当選を決めてバンザイ三唱で喜ぶ新人の平良和彦さん(中央)=22日、城辺比嘉の選挙事務所

当選を決めてバンザイ三唱で喜ぶ新人の平良和彦さん(中央)=22日、城辺比嘉の選挙事務所

 「やったぞ。当選だ」--。新人ながら1000票以上を獲得して初当選を決めた平良和彦さん。城辺比嘉の選挙事務所に集まった多くの支持者とともに当選の喜びをかみしめた。平良さんは「支持者の皆さんの献身的な運動のおかげ」と感謝し、「市民一人一人の声を行政に届けるという仕事をまっとうしたい」と選良としての決意を語った。

 まだ50歳。市の職員という安定的な地位を捨てて挑んだ選挙だった。リスクは大きかった。自身「確かに安定していた」と振り返りながらも、「『議員として頑張れ』という支持者の皆さんに応えたいという気持ちが強かった」と話した。

 選挙戦に入ると、地域の先輩であり、宮古島市議を3期務めた下地明さんが参謀を務めて盤石な態勢を敷いた。唯一の懸念は楽観ムードだったが、「『これではいけない』とみんなが必死になった」と話し、後援会組織が一丸となった運動の展開を誇った。

 当選を決め、「市民の声を行政に届ける。特に次代を担う人材の育成に全力を傾注したい」と語る。農業分野では「サトウキビ、畜産ともに機械化を推進して若者が就農しやすい環境を整えたい」と述べた。

 支持者に向けては「皆さんが押し上げてくれた。市民生活向上のために、幸せな生活のために全力で仕事をしたい」と約束した。

 選挙運動を取り仕切った下地さんは「これで肩の荷が下りたよ」とほっとした様子。平良さんには「福祉面など、私ができなかったことを含めてやり遂げてほしい。彼には、それをする力がある」と期待した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年12月12日(木)9:00
9:00

ローズウッド来年3月開業/平良荷川取

世界的高級ホテル日本初進出/観光振興、地域活性化に期待   世界的高級ホテルチェーンの「ローズウッドホテルズ&リゾーツ」(本社香港、ソニア・チェンCEO)は、日本初進出となる「ローズウッド宮古島」を来年3月1日に開業、今月10日から同ホテル公式ウェブ…

2024年12月11日(水)9:00
9:00

「これからも地域と共に」

開業40周年、関係者招き祝賀会/宮古島東急ホテル&リゾーツ   宮古島東急ホテル&リゾーツ(白木敦義総支配人)は9日夜、同ホテルの開業40周年記念祝賀会を開催した。島内外の観光関係者、パートナー企業らを招き、これまでの感謝を示すとともに今後のさらなる…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!