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社会・全般
2017年11月9日(木)9:06

児童虐待のない社会を/防止推進月間

チラシ配り月間PR/地区運動出発式で決意


活動月間をアピールする広報チラシを配り児童虐待の未然防止と早期発見・対応を訴えた=8日、市内スーパー前

活動月間をアピールする広報チラシを配り児童虐待の未然防止と早期発見・対応を訴えた=8日、市内スーパー前

 11月は「児童虐待防止推進月間」。宮古地区では初めてとなる組織的な運動の出発式が8日、市内スーパー前であり、集まった関係者が児童虐待のない社会の実現を誓い合った。出発式後はチラシを配って推進月間をアピール。広報活動を通して児童虐待に対する社会的な関心を高めた。月間標語は「いちはやく 知らせる勇気 つなぐ声」。

 児童虐待は全国的に増加傾向にある。宮古島市でも増えており、2016年度の相談・対応件数は前年度比4件増の40件だった。

 厚生労働省が定める月間は、こういった児童虐待を未然に防ぎ、早期発見・対応の気運を高めることが大きな狙い。全国各地の自治体及び団体が、集中的な広報啓発活動を実施する。

 宮古島市では今年度、児童家庭支援センター「はりみず」が中心となって実行委員会を設置。初めて関係機関と団体を網羅した運動の展開が可能になった。

 出発式は午後3時45分から開かれ、はじめに要保護児童対策地域協議会会長の下地律子市福祉部長が「本市でもネグレクト等の児童虐待に関する相談が増加傾向にある」と報告し、「引き続き関係機関のネットワークにより、児童虐待防止及び早期発見と迅速な対応に努める」と話した。

 県中央児童相談所宮古分室の野原勝室長は「児童虐待に関する相談対応件数は増加を続けており、依然として社会全体で取り組む重要な課題だ」と指摘。「今後とも地域の子供たちを守るために、宮古圏域の関係機関、住民一丸の運動で取り組みたい」と強調した。

 この後、スーパー前など市内7カ所に分かれて広報活動を始めた。「児童虐待かもと思ったらすぐにお電話ください」と書かれたチラシを市民に配り、虐待の未然防止及び早期発見・対応の重要性を訴えた。

 期間中はさまざまな活動が展開される。16日は午後6時から県主催の講演会が開かれる。会場は県宮古合同庁舎。25日は午後2時から市が主催する講演会が市中央公民館で行われる。


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