04/18
2024
Thu
旧暦:3月10日 赤口 壬 
政治・行政
2017年12月9日(土)8:59

「適切な環境保全」求める

広域公園整備で知事意見書


 【那覇支社】県は8日、宮古島市下地与那覇地区で建設計画中の「宮古広域公園整備事業」の環境影響評価方法書について、適切な環境保全を検討することなどを求める知事意見書を公表した。



 同事業は、県内で唯一、広域公園が未整備の宮古圏域に、広域のレクレーション需要に対応することを目的に公園を整備するもの。基本理念に「宮古の美しい海とそこで育まれた自然と文化を活かした仮称『ミャークヌ・オー・イム・パーク(宮古の青い海公園)』の実現」を掲げている。


 スポーツやレクレーション施設を建設・改良するもので、面積は約51㌶。エントランスや観光・レクレーション、健康スポーツ、海辺の森保全・活用など、6区域を設けている。
 意見書の中で県は、保全系エリアに植林されているモクマオウなどの外来種を在来植物へ転換する取り組みについて、「宮古島の自然再生という観点から評価できる」とした。


 また、この事業で植栽する樹木は宮古島産を使用することや、公園整備の工事や完成後の施設から生ずる排水が前浜ビーチへ与える影響を弱める方法を検討するよう求めている。


 環境影響評価の実施では、地下水への影響を把握するほか、地下水が海へ湧出する際に海域生物に与える影響も考慮する必要があると指摘。広域公園事業を行う区域より広い範囲での環境影響評価を、必要に応じて実施を検討するよう求めることも盛り込んだ。


 ハテルマカズラ群落を特殊性の注目種に選定し、場合によっては保護対策を検討することも求めた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

2024年4月7日(日)8:54
8:54

海岸ごみ「ほっとけない」/500人参加しビーチクリーン

「第3回ほっとけないプロジェクト~海辺のミライをみんなで守ろう」(主催・同プロジェクト実行委員会)が6日、新城海岸で行われた。宮古島海上保安部やボランティアサークル、空手道場など各団体のメンバー、家族連れ約500人が参加しビーチクリーンを実施。発泡スチロールや…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!