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教育・文化
2018年1月13日(土)8:55

「最後まで粘れ」/平良中3学年PTA

高校入試合格祈願餅つき会


餅つき会を笑顔で楽しんでいた生徒たち=12日、平良中学校体育館

餅つき会を笑顔で楽しんでいた生徒たち=12日、平良中学校体育館

 3月6、7の両日に実施される高校入試を前に、平良中学校3学年PTA(豊見山智信会長)は12日、同校体育館で合格祈願親子餅つき会を実施した。3年生169人が参加。きねを振り下ろす人が「よいしょ」の声を掛けると、臼を担当する人は手に水をつけ餅を返しながら「合格」と息を合わせた。全員が交互に体験し「合格」を誓い合った。同会が開催されるのは2年ぶり。

 豊見山会長は「餅つきを機にさらに粘り強く受験勉強に励んでもらいたい」と激励した。

 亀川昌彦校長は「日本には昔から稲作信仰があり、米で餅やお酒を作って神にお供えし、願い事を唱えた。年明けにはそれぞれ思いを込めて餅をついた」と説明した。

 その上で「3年間に築き上げた絆や連帯に感謝し、合格という大きな思いを込めて餅をついてください」と励ました。

 3年生を代表して4組級長の池間大陽君は「餅つきでストレスを解消しましょう」と大きな声で語った。

 父母らがもち米やあんこ、きな粉、海苔、チョコレートを持ち込み生徒たちを喜ばせた。

 生徒たちはクラスごとに分かれ、順番に餅つきを体験した。全員がリラックスムードで満喫。作りたての餅に舌鼓を打ち「おいしい」と歓声を上げていた。

 徳嶺夏南子さんは「高校入試では、悔いが残らないように全力を尽くす」と気持ちを引き締めた。

 瑞慶山麗子さん(43)は「お兄ちゃんがフィリピンに英語の勉強のために留学した。そのために今年の高校入試はお兄ちゃんと妹が一緒に挑む。家庭では2人が神経質にならないように気配りしている」と話した。


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