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教育・文化
2018年1月14日(日)8:56

2園が研究成果報告/保育研究発表会

市法人保育園連盟主催


研究発表を聞く参加者=13日、市中央公民館大ホール

研究発表を聞く参加者=13日、市中央公民館大ホール

 宮古島市法人保育園連盟(金谷福代会長)が主催する2017年度保育研究発表会が13日、市中央公民館大ホールで開かれた。市内の保育士や保育に従事する職員らが参加。おおぞら南保育所とひよどり保育園がこれまで取り組んできた保育の研究成果について報告した。



 現在、17園が加盟している同連盟主催の研究発表会。今年はおおぞら南保育所が「心と体を育む食育の日」、ひよどり保育園が「子ども主体の保育を目指す」をテーマに発表した。


 おおぞら南保育所の担当保育士は食育の取り組みとして、毎月19日を「食育の日」と定めて年間計画を策定し、食に関する読み聞かせや講話、野菜の栽培、調理体験などを取り組んできたことを報告。課題としては、乳幼児期は味覚も形成されていく大切な時期であることや食育活動の実践状況を保護者に伝えながら給食も身近な食育実践であることを共有していくことなどを挙げた。


 ひよどり保育園の担当保育士は、園児たちの要望に応え、園児たちが好きな絵本を「劇遊び」としておゆうぎ会で披露した取り組みを報告した。園児が自分たちで配役決めや道具作りに取り組んだこと、練習を遊びの一つとして楽しんでいたこと、練習を通じて子供たちの対話が増えクラスにまとまりができたことなどを紹介。「子供たちが心から楽しんでいる遊びの中には思いがけない発見や驚くべき成長、学びがあるということを感じた」と感想を語った。


 研究発表の後には前キリスト教短期大学教授の浅野恵美子氏による助言と講話が行われた。


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