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産業・経済
2018年1月24日(水)9:00

17年宮古空港年間乗降客数 166万人余で過去最多

前年比13万3757人増/中部直行便就航など貢献


宮古空港の月別乗降

宮古空港の月別乗降

 2017年の1年間で宮古空港を利用した乗降客数は166万4038人となり、過去最多を記録した16年の153万281人を13万3757人上回り、最多記録を更新したことがこのほど、市空港課のまとめで分かった。全日空(ANA)が中部-宮古直行便を期間運航したことや繁忙期に羽田-宮古直行便の機材を座席数の多いタイプに変更したこと、琉球エアーコミューター(RAC)が2月から従来機より大きい新型機を就航させたことなどが乗降客数増に貢献したものと考えられる。

 2017年の乗降客数を月別に見ると、最も多かったのは8月の17万4306人、次いで7月の16万1194人、9月の15万3943人と夏のリゾートシーズンに集中している。最も少なかったのは2月の11万1728人、次いで1月の11万3050人。

 航空会社、路線別で見ると、最も多かったのは日本トランスオーシャン航空(JTA)の那覇-宮古線で70万2915人、次いでANAの同路線で41万4人。RACの同路線は2万7458人だった。

 本土直行便で最多だったのはANAの羽田-宮古線で16万6073人。ゴールデンウイークや夏休み期間などの繁忙期に従来機より65席多い機材を導入したことも乗降客数増に貢献したものと思われる。次いで多かったのはJTAの羽田-宮古線で10万5102人。ANAの関西-宮古線は8万9234人。6月17日から10月28日までの期間限定で運航したANAの中部-宮古線は3万5882人だった。

 RACの宮古-多良間線は4万4466人、宮古-石垣線は4万4956人。ANAの宮古-石垣線は3万2288人だった。

 小牧や茨城、仙台、福島、岡山、広島、佐賀など全国各地の地方空港からチャーター便を2月から5月まで就航させフジドリームエアラインズ(FDA)の乗降客数の合計は5660人だった。

 18年はANAが、17年は期間運航だった中部-宮古直行便を3月25日から通年運航させるほか、6月1日から10月27日まで福岡-宮古直行便を期間運航する。また1日1往復就航している関西-宮古直行便を7月14日から9月30日まで1日2往復に増便させることから、年間乗降客数はさらに増加することが期待される。


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