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社会・全般
2018年3月11日(日)8:57

守れ、アーチ型の岩/砂山ビーチ

落石防げず支柱設置へ


アーチ型の岩を残すため支柱で岩を支える工法が計画されている=10日、砂山ビーチ

アーチ型の岩を残すため支柱で岩を支える工法が計画されている=10日、砂山ビーチ

 市は、砂山ビーチにあるアーチ型の天然岩の形状維持存続を図るため、大掛かりな工事に着手する予定だ。アーチを支柱で支え、形状を食い止める工法が計画されており、来年度中にも取り掛かる方針。

 波の浸食によってできたアーチ型の岩は、以前から落石が見られ、市観光商工局は危険防止策としてアーチ型の上方を金網で覆っている。

 同局によると、塩害などから金網の取り換え工事を予定し現場を調査した結果、現在の方法では防ぎきれないと判断。取り換え工事そのものを見直して、アーチ型の岩を支柱で支えることにしたという。

 砂山ビーチは観光スポットであることから、支える支柱は自然に近い景観にするため、人工的に造られた「擬岩(ぎがん)」を採用する予定だ。

 市観光商工局の垣花和彦局長は「アーチ型の岩は宮古島の観光地の象徴で市の財産。いつまでも残していきたい」と話している。


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