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2018年4月1日(日)8:56

長きの活躍に感謝/初代ジンベエジェットラストフライト

JTA職員らが見送り


JTA宮古支社の職員らに見送られラストフライトに出発する初代ジンベエジェット=31日、宮古空港

JTA宮古支社の職員らに見送られラストフライトに出発する初代ジンベエジェット=31日、宮古空港

 機体にジンベエザメをデザインした日本トランスオーシャン航空(JTA)オリジナルペイント機・ジンベエジェットの初代機が、31日午後6時55分宮古発那覇行きの便で運航を終了した。宮古空港ではJTA宮古支社(波照間弘光支社長)の職員らが長きにわたる活躍に感謝の思いを込めた横断幕を掲げ、同機のラストフライトを見送った。

 美ら海水族館で人気のジンベエザメをボーイング737-400の機体に描いた初代ジンベエジェットは、JTAの一人の運航乗務員のアイデアからJTA創立年と同水族館開館10周年という節目の年の2012年に両社のコラボレーションで誕生した。

 その後、同型機にジンベエザメをピンク色で描いたさくらジンベエ、新しい機材での新ジンベエジェット、新さくらジンベエも誕生。県内路線だけでなく県外路線でも運航して沖縄PRに貢献しているほか、県民や沖縄好きの観光客らから高い人気を博している。

 しかし今回、JTAによる機材更新のため、今年1月に退役した初代さくらジンベエに続き、初代ジンベエジェットも約5年間の運航期間を経て退役の時を迎えた。

 ラストフライト出発前にJTA宮古支社は、空港出発ロビーでのアナウンスの中で「初代ジンベエジェットは当便で終了となりますが、後継となる新ジンベエジェットに思いを託し、今後もジンベエジェットの旅をお楽しみ下さい」と呼び掛けたほか、搭乗客にジンベエジェットのステッカーを配布した。

 そして出発時には職員が駐機場で「たんでぃが~たんでぃ(ありがとう)! 初代ジンベエジェット ラストフライト」と書かれた横断幕を持ち、手を振って同機と乗客を見送った。


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