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スポーツ
2018年4月8日(日)8:59

多良間君、全琉アマ初V/ゴルフ

首位譲らず完全優勝/イーグル4、スコア安定


全琉アマで優勝した多良間伸平君。2位に15打差の快勝だった=7日、市内のゴルフレンジ

全琉アマで優勝した多良間伸平君。2位に15打差の快勝だった=7日、市内のゴルフレンジ

 ゴルフの第56回全琉アマチュア選手権大会の最終日は5日、恩納村のPGMゴルフリゾート沖縄で一般の部(6752ヤード、パー72)の決勝ラウンドを行った。首位でスタートした宮古総合実業高校3年の多良間伸平君は1アンダーの71でまとめ、3日間通算7アンダー、トータル209で初優勝を決めた。2位に15打差をつける快勝だった。

 全琉アマは2日に第1日を行い、多良間君は71で首位に立った。2日目の3日は5アンダー67の好スコアを出して2位(11打差)以下を大きく引き離した。

 独走態勢で迎えた決勝ラウンドは、OBダブルボギーをたたいたり、3パットを打ったりする出入りの激しいゴルフになったが、バーディーを四つ奪うなど最後は71でまとめて全琉アマのタイトルを手にした。

 この大会で四つのイーグルを奪った多良間君は「初日からリズムに乗れた。イーグル四つは収穫」と振り返り、「スコアが安定してきている。これまでのように大崩がなくなった」と自己評価した。ただ、「OBやダブルボギーは本当にいけない。ここをしっかりできれば、スコアをもっと伸ばせた」と悔しがった。

 それでも前回2位から雪辱を果たしての優勝に「本当にうれしい。高校生のうちに勝ちたかったので」と喜びをかみしめた。

 この勝利に市ゴルフ協会の砂川宗雄会長は「すごいことをやってくれた。活躍を期待していたが、ここまでぶっちぎりで勝つとは思わなかった」と驚き、「実力はあるので今年も全国の大会で活躍してほしい。応援している」と話した。

 次戦は5月に開幕する九州アマチュア選手権。全日本アマの出場権を懸ける大事な試合になる。多良間君は「アンダーパーで回って上位に入り、全日本に出場したい」と意気込んだ。

 多良間君は身長167㌢と決して大きくない体だが柔軟性が抜群。しなやかなスイングでドライバーの平均飛距離は270~280ヤードを誇る。正確なショットとパットも持ち味だ。

 米国女子ツアーで活躍した宮里藍さんの父・優さんの指導を受ける。夏休みなどまとまった時間が取れるときに沖縄本島へ出向いてゴルフの技術を磨く。

 宮古での練習は基本1人だが、ゴルフ場やゴルフ協会の支援が大きい。ゴルフ場は練習環境を提供、ゴルフ協会や関係団体は激励金などを贈って支える。

 多良間君は「ぼくがこうして結果を出せるのはゴルフ場やゴルフレンジ、協会関係者の皆さんの支えのおかげです。こんなに素晴らしい練習環境は他にありません」と感謝。「結果を出すことが恩返しだと思っているけどまだまだ返せていない。これからもっと良い報告をしたい」と話し、さらなる活躍を誓った。


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