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産業・経済
2018年4月18日(水)8:55

土づくりをアピール/さとうきびの日

緑肥用のヒマワリ播種


ヒマワリの種をまいて緑肥による土づくりを内外にアピールした=17日、上野新里

ヒマワリの種をまいて緑肥による土づくりを内外にアピールした=17日、上野新里

 4月の第4日曜日は「さとうきびの日」。宮古地区農業振興会(会長・下地敏彦市長)は17日午後、関連行事として上野新里のサトウキビ畑に緑肥用ヒマワリの種をまき、土づくりの大切さをアピールした。

 「さとうきびの日」は糖業振興が狙い。毎年この時期に関連行事を行い、増産の機運を高めている。

 宮古地区の行事には、生産者をはじめ県や市、製糖工場、JAなど関係団体から約80人が参加した。場所は消防上野出張所の隣。

 開始式で農業振興会の下地会長(代読・渡久山和男副会長)は「サトウキビは地域社会の経済を支える重要な作物だ。代替えは効かない」と基幹作物を守り抜く決意を表明し、「今期作は減産となった。今後さらに協力、連携して取り組む必要がある。サトウキビは宮古の宝を合言葉に頑張っていこう」と呼び掛けた。

 続いて県宮古農林水産振興センターの大村学所長が「緑肥の効果を狙うが、ヒマワリはきれいな花が咲くことから道路を通る人も楽しめる。心を込めて種をまきたい」と話した。

 この後、上野さとうきび生産組合の川満長英組合長が「サトウキビは宮古の宝を合言葉に生産農家、関係機関が一体となって増産に向けて鋭意努力しなければならない」と強調。「緑肥による土づくりや肥培管理を徹底し、増産を誓う」などと増産宣言を行った。

 開始式を終えると一斉に種をまいた。約80人の参加者が横一列に並んで歩き、緑肥の効果と豊作を期待しながら種をまいた。
 農業振興会によると、ヒマワリの見ごろは7月。


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