04/19
2024
Fri
旧暦:3月11日 先勝 癸 穀雨
社会・全般
2018年5月3日(木)8:56

県民投票目指し署名活動へ/辺野古移設の是非問う

今月中旬から署名活動を始めると発表した『辺野古』県民投票の会=2日、県庁

今月中旬から署名活動を始めると発表した『辺野古』県民投票の会=2日、県庁

 【那覇支社】普天間飛行場の名護市辺野古への移設の是非を問う県民投票の実現を目指す市民グループ「『辺野古』県民投票の会」(元山仁士郎代表)は2日、県庁で会見を開き、県民投票条例の制定を求める署名活動を5月中旬から始めると発表した。

 同グループは、条例制定を求める請求代表者として学生や会社役員、弁護士など34人が参加。宮古関係では、奥平一夫氏が名前を連ねている。副代表には安里長従氏と新垣勉氏が、顧問には金秀グループの呉屋守将会長のほか仲本安一氏が就いた。

 翁長雄志知事が行うと明言している辺野古埋め立て承認の「撤回」を後押しする狙いもあり、元山代表は、「(投票で)沖縄県民の一人一人の思いを反映させ、子供や孫に県民の思いを伝えていきたい。米軍基地問題、辺野古の埋め立てをどう考えるのかを、もう一度自分の中で考え、県民投票に協力してほしい」と呼び掛けた。

 署名の目標数としては、「県民投票を直接請求するためには、沖縄県の有権者数の50分の1に当たる2万4000筆の署名が少なくとも必要」とした上で、「県民に多く周知するため、11万5000筆(県有権者の10分の1)を目標としたい」と語った。

 県民投票に対し、市町村から批判的な意見が出る場合にどう対応するのかとの質問には、新垣副代表が「世論が大きく高まれば、市町村長は、それを無視することは困難になる」として、運動の高まりへ期待を示した。

 署名活動についての詳しい問い合わせは、同会(電話098・951・3655)で8日午後から可能になる。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

2024年4月7日(日)8:54
8:54

海岸ごみ「ほっとけない」/500人参加しビーチクリーン

「第3回ほっとけないプロジェクト~海辺のミライをみんなで守ろう」(主催・同プロジェクト実行委員会)が6日、新城海岸で行われた。宮古島海上保安部やボランティアサークル、空手道場など各団体のメンバー、家族連れ約500人が参加しビーチクリーンを実施。発泡スチロールや…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!