07/13
2024
Sat
旧暦:6月8日 先勝 戊 
教育・文化
2018年6月27日(水)8:58

台湾版グラミー賞受賞/HIRARAさん

宮古古謡をモチーフに楽曲


最優秀原住民語アルバム賞を受賞したHIRARAさん(左)とCMO樂團のリーダー蘇瓦那さん(本人提供)=23日、台北市

最優秀原住民語アルバム賞を受賞したHIRARAさん(左)とCMO樂團のリーダー蘇瓦那さん(本人提供)=23日、台北市

 【那覇支社】台湾のグラミー賞とも呼ばれる音楽賞「第29回ゴールデン・メロディー・アワード(金曲奨)」の受賞式が23日、台北市の台北アリーナで開催され、宮古島市出身の歌手、HIRARA(ひらら)さんが台湾先住民族アミ族の「CMO樂團」と共同製作したアルバム「直美」が、最優秀原住民語アルバム賞に輝いた。

 このアルバムには、宮古島市城辺福里に伝わる古謡「アンナ(母)を讃えるアーグ」をモチーフにしてCMO樂團がアレンジし、HIRARAさんが宮古島とアミ族の言葉を織り交ぜて歌った「Anna ina」が収録されている。

 同樂團との出合いは、2015年に伊江島ゆり祭りのイベントで歌うHIRARAさんの歌を、たまたま島を訪ねていた同樂團のリーダー蘇瓦那さんが気に入ったことがきっかけ。その後、台湾でライブを一緒に開くなどして交流が続いていた。

 一昨年、樂團からCDアルバムの共同製作の企画が持ち込まれた。「宮古島に『母親』をテーマにした曲はないですか」と持ちかけられ、宮古で民謡の先生から母親の愛情の深さを表現した古謡「アンナを讃えるアーグ」を紹介されたという。樂團のメンバーも共感し、「Anna ina」が仕上がった。

 最優秀賞を受賞したことについて、HIRARAさんは「宮古の古謡を評価した大きな賞がもらえて、非常にうれしい。アンナを讃えるアーグという歌の力のすごさを感じた。これを自信にして、これからも沖縄を拠点にしながら、広く海外にも発信していきたい」と喜びを語った。

 歌手活動が約15年になるHIRARAさんは、これまで海外約10カ国で、宮古民謡などをメインにしたライブを繰り広げている。各国での宮古民謡への反応について、「ものすごく評判が良い。旋律がきれいで、三線の音色も、みんな好き。様々な国の先住民の音楽とつながっている」と話した。

 HIRARAさんは、音楽分野の裾野を広げるため、今年2月には沖縄宮古民謡協会から師範の免許も取得している。「今回の受賞を機会に、宮古独自の神歌や古謡などを掘り起こしたい。音楽を通して宮古島の魅力も伝えていきたい」と意気込みを見せた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年5月24日(金)9:00
9:00

観光映像祭で準グランプリ

宮古上布テーマのPR映像 宮古島観光協会(吉井良介会長)の持続可能な観光PR映像「a letter from 島を継ぐ」が第6回日本国際観光映像祭で準グランプリに輝いた。また、地方観光カテゴリでは最優秀賞を受賞した。

2024年5月21日(火)9:00
9:00

「ゴツン」角突き合い 多良間ピンダアース大会

【多良間】第25回多良間島ピンダアース大会(主催・同実行委員会)が19日、村多目的広場で行われた。3階級に計29頭が出場し、角と角を激しくぶつけ合うなどして熱戦を繰り広げた。重量級は伊良部島から参加した「ジャックダニエル・イー号」が初優勝を飾った。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!