09/08
2024
Sun
旧暦:8月6日 先勝 乙 
産業・経済
2018年7月26日(木)8:55

後継者育成に全力/農業振興会

総会で事業計画承認

 宮古地区農業振興会(会長・下地敏彦市長)は25日午後、JA宮古地区機械化営農センターで定期総会を開き、新年度の事業計画と予算を決めた。生産者の高齢化を踏まえ、後継者の育成及び新規就農者の確保に組織を挙げて取り組む。

 審議議案は▽2017年度の事業報告・決算▽18年度の事業計画案・収支予算案▽役員選任-。

 事業計画のサトウキビ関係では反収アップに向けた実演会や講習会の開催を盛り込んだ。株出し栽培など肥培管理の徹底も図る。

 野菜、果樹では販売高10億円の達成に向けた取り組みの強化を明記。畜産関係においては、肉用牛の改良方針の順守を掲げた。

 新年度の予算は556万円。収入の分担金は451万円で宮古島市が181万円、多良間村が24万円出す。そのほかJAの各支店及び県農業共済組合宮古支所、製糖工場各社の分担金が計246万円。

 支出では事業費に190万円を充てた。畜産共進会等で使う。人件費を含む委託費は175万円とした。

 年度決算では農業感謝祭の会計報告があり、収入の部の決算額は977万円余。分担金や協賛金で820万円の収入があった。支出は498万円で、差し引き残額の479万円を次期に繰り越した。

 役員は次の通り。

 会長=下地敏彦(市長)▽副会長=下地保造(JA宮古地区本部長)、砂川玄悠(沖縄製糖専務)▽監事=平良明憲(JA伊良部支店長)、友利勝彦(市畜産課長)▽事務局長=砂川浩美(JA宮古地区営農振興センターさとうきび対策室長)


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年9月3日(火)9:00
9:00

閑散期の観光振興へ

座喜味市長と意見交換/観光庁など   市が観光庁の地域観光新発見事業補助金を活用して実施する「市閑散期対策事業~推し活旅とマス媒体を活用した分散型旅行のすすめ~」に向けて、同庁の豊重巨之新コンテンツ開発推進室長らが2日、市役所で座喜味一幸市長と意見を…

2024年8月30日(金)9:00
9:00

「サメ?いやイルカだ」

来間大橋近くで回遊確認/宮古ブルーの海満喫   来間大橋近くの宮古島側約100ほどの沖合で29日午前10時半ごろ、1頭のイルカが優雅に泳ぐ姿が目撃された。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!