全日空（ＡＮＡ）は８日、関西－宮古直行便を含む関西国際空港を発着する国内線全便の欠航を、当初発表の９日までから11日までに延長すると発表した。

　関西国際空港は台風21号の影響で４日昼ごろから閉鎖された。現在も一部施設は使用できない状態となっているが、２本ある滑走路のうち一方を使用しての一部国内線の運航を７日から再開。８日からは国際線の一部も運航が再開した。

　ＡＮＡも国際線は８日から一部運航を再開したが、国内線は11日までの全便欠航継続を決めた。

　12日以降の運航については空港施設の状況が確認でき次第、同社ホームページ上で発表する。

　同社では現在、関西国際空港を発着する便の今月19日搭乗分までのチケット販売を一時的に見合わせている。また、実際の運航状況にかかわらず、今月19日までの購入済み予約便の変更（振り替え）や払い戻しは手数料なしで応じている。