04/18
2024
Thu
旧暦:3月10日 赤口 壬 
社会・全般
2018年9月16日(日)8:58

与那覇さんを表彰/島くとぅば普及に功績

しまくとぅば普及功労者として表彰された与那覇冴子さん=15日、西原町

しまくとぅば普及功労者として表彰された与那覇冴子さん=15日、西原町

ユーモアたっぷりに会場を盛り上げた下地政吉さん=15日、西原町

ユーモアたっぷりに会場を盛り上げた下地政吉さん=15日、西原町

 【那覇支社】第6回しまくとぅば県民大会が15日、西原町で開催された。地域で「島くとぅば」普及に功績のあった個人や団体をたたえる普及功労表彰式では県内10人が選ばれ、宮古地区からは与那覇冴子さんに表彰状が贈られた。同時に開催された島くとぅば語やびら大会では、下地政吉さんも登壇して会場を盛り上げた。

 同県民大会は、9月18日の「しまくとぅばの日」に合わせての開催。県は、2006年に「しまくとぅばの日に関する条例」を制定して島々で使われてきた言葉の普及、継承を目指しており、県民大会も活動の一環で行っている。 

 与那覇さんは、1989年から観光バスガイドとして県内外の観光客に宮古島の歴史や文化・名所旧跡を宮古方言で紹介しているほか、宮古テレビの番組「冴子おばあのよもやま話」を9年間担当し、宮古方言への関心を高めたことなどが高く評価された。

 表彰を受け、与那覇さんは「素晴らしい賞をいただけて、ありがとうございます。これを機会に、もっと島を愛して島言葉を広めて豊かなものにしていきたい。これからも、及ばずながらも頑張ろうと思う」と、喜びの言葉を語った。

 このほか、県民大会と同時に開催された第24回しまくとぅば語やびら大会では、宮古地区からは下地政吉さんが「キビこそ我が命」と題し、サトウキビのおかげで自身も進学でき、子供たちを育てることも出来たことをユーモアたっぷりに宮古方言で話して観客を沸かせた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

2024年4月7日(日)8:54
8:54

海岸ごみ「ほっとけない」/500人参加しビーチクリーン

「第3回ほっとけないプロジェクト~海辺のミライをみんなで守ろう」(主催・同プロジェクト実行委員会)が6日、新城海岸で行われた。宮古島海上保安部やボランティアサークル、空手道場など各団体のメンバー、家族連れ約500人が参加しビーチクリーンを実施。発泡スチロールや…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!