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産業・経済
2018年12月7日(金)8:55

10カ月ぶりアギヤー漁/国吉組

伝統追い込みでグルクン500㌔


漁師は大漁で水揚げ作業にも力が入る=6日、佐良浜漁港

漁師は大漁で水揚げ作業にも力が入る=6日、佐良浜漁港

 伊良部漁協所属の国吉組(国吉正雄代表)が6日、約10カ月ぶりに伝統のアギヤー(大型追い込み漁)を展開し、約500㌔を水揚げした。大部分が空輸で那覇へ運ばれ、7日に開かれる泊魚市場の競りに掛けられる。漢那一浩組合長は「大漁で良かった。泊魚市場の高値に期待する」と笑顔で語った。

 国吉組が経営するサバニ型漁船の国吉丸(1・7㌧、国吉正雄船長)は潜水漁ベテランの漁師8人が乗船。6日午前7時半ごろに佐良浜漁港を出港。伊良部島南方の海域で追い込み漁を行った。息の合った追い込みで約500㌔を漁獲し、午後2時ごろ戻った。

 同漁協の施設はグルクンを箱詰めする作業と買い物客らでにぎわった。買い物客には1㌔当たり1000円で販売された。

 70代の男性は「グルクンは刺し身やから揚げにして食べるとおいしい。4㌔買った」と話し、グルクンの入った買い物袋を重そうに持ち帰った。

 国吉船長は「潮の流れが悪かったので、満足の水揚げ量ではなかった。潮の流れが良い条件の時なら1㌧以上は水揚げする」と今後の追い込み漁に向けて意気込みを語った。

 漢那組合長は「大漁を続けて伝統のアギヤーを守ってほしい」と願った。

 今後正月に向け、好天に恵まれた日は出漁する。水揚げしたグルクンは、誰でも自由に買い求めることができる。


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