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社会・全般
2019年1月6日(日)9:00

華やかに成人式/618人が二十歳の決意

宮古島市 再会喜び「大人」実感


カラフルな着物などで着飾った新成人の女性たち=5日、マティダ市民劇場

カラフルな着物などで着飾った新成人の女性たち=5日、マティダ市民劇場

 2019年宮古島市成人式(主催・宮古島市、市教育委員会)が5日、マティダ市民劇場で開かれた。今年は618人が大人の仲間入りを果たした。式典では各地区代表者が「二十歳の決意発表」として「将来、宮古島に恩返しがしたい」など将来の目標を語った。開会前には久しぶりの再会を喜び合う新成人の姿も多く見られた。

 「二十歳の決意発表」では平良地区の下地智博さん、城辺の池原優絵さん、下地の砂川進一さん、上野の玉城夕真さん、伊良部の譜久島鮎美さんの5人が登壇した。

 埼玉の大学で教育について学んでいる下地さんは「将来的には宮古島で教育的側面で恩返しができるようこれから努力を積み重ねていきたい」と語った。

 宮古島で就職している池原さんは島外で頑張っている新成人に向け「また宮古島に戻ってくる時には、私たちが宮古島のためになることをやっていこう」と呼び掛けた。

 北九州市と泉大津市を結ぶ長距離フェリーの乗組員をしている砂川さんは「今は航海士になることを目標に頑張っている」と現在の目標を紹介した。

 4月から東京で就職する玉城さんは「宮古島に帰ってきて地域貢献することができる人材になれるよう努力していく」との意気込みを述べた。

 譜久島さんは「これからは自分の判断と行動に責任を持ち、生まれ育った宮古島に貢献できるよう頑張っていきたい」との考えを示した。

 主催者代表式辞で下地敏彦市長は「大きな目標と情熱あふれる行動力で自らの人生を切り開き、自らの力で輝かしい未来を創り上げてもらいたい」と新成人を激励した。

 市議会の佐久本洋介議長は「厳しい状況の中で自分の夢に向かって努力できることが若さの特権。アララガマ精神で自らを奮い立たせ頑張ることで夢はかなうと信じている」と語った。

 成人式には思い思いのスタイルで着飾った新成人が多数、出席。式開始前には久しぶりの再会を喜び、抱き合ったり一緒に写真と撮影する姿も多く見られた。


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