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スポーツ
2019年1月22日(火)9:00

大林連覇、望月V3/100㌔マラソン

3部門に660人完走/新春の宮古路駆ける


100㌔の部は大林が総合2連覇を達成した=20日、下地公園

100㌔の部は大林が総合2連覇を達成した=20日、下地公園

 第29回宮古島100㌔ワイドーマラソン大会(主催・宮古島市ほか)は20日、下地公園などを発着点に開催された。100㌔の部総合では大林僚(33)=愛知県=が7時間11分31秒で2年連続優勝に輝いた。同女子は望月千幸(32)=長崎県=が8時間40分16秒で3連覇を達成した。全体の完走者数は660人で、完走率は72・93%だった。

 大会には100㌔の部に548人、50㌔の部に115人、22㌔の部に242人の合計905人が出場し、記録更新や完走を目指した。

 最長の100㌔の部の発着点となる下地公園では、スタート前の午前4時30分から開会式が開かれた。前回大会総合優勝の大林が選手宣誓。スタート地点に集まった全員で「ワイドー」の掛け声を上げ、健闘を誓い合った。


100㌔の部女子で3連覇した望月=20日、下地公園

100㌔の部女子で3連覇した望月=20日、下地公園

 100㌔の部総合優勝の大林は、2位に1時間以上の差をつける圧巻の走りを披露した。同女子優勝の望月も2位に1時間以上の差。総合でも6位という好成績で3連覇を果たした。

 50㌔の部は午前時に宮古特別支援学校、22㌔の部は午後1時に東平安名崎公園駐車場をスタートし、ゴール地点の下地公園を目指した。

 50㌔の部総合は、上杉拓也(26)=東京都=が3時間28分27秒で2連覇、同女子は今泉美喜(51)=愛知県=が4時間3分4秒で初優勝した。22㌔の部総合は土屋正幸(54)=新潟県=が1時間23分40秒で、同女子は塚本恭子(42)=多良間村=が1時間41分51秒でそれぞれ制した。

 この日の天候は曇り。最高気温は24・4度(午前10時45分)を記録したが、時折、小雨がぱらついた。強い日差しは見られず、走りやすいコンディションでレースは行われた。

 完走者数と完走率は100㌔の部が339人で61・86%、50㌔の部は92人で80・00%、22㌔の部は229人で94・63%だった。


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