全会一致で「城東」に決定/城辺統合中校名
市教委定例会 3月議会に提案へ
市教育委員会(宮國博教育長)の第10回定例会が24日、市役所城辺庁舎で行われ城辺地区4中学校(福嶺、城辺、西城、砂川)が統合して誕生する中学校の校名を「城東」とする条例の改正議案を全会一致で可決した。今後、市議会の3月議会に提案されて可決されれば正式に決定となる。
統合中学校の校名については、昨年12月20日に行われた「城辺地区統合中学校実施計画策定委員会」で「城東」「城辺」「ぐすくべ」に絞られ、同27日には、この3案が市教育委員会の定例会に報告された。
しかし、市教委の委員から「策定委で1案に絞り込むべき」との指摘が出され、今月日に同策定委が開催された。
策定委では、過去の投票結果を踏まえて3案から「城東」の1案に絞り、市教育委員会に改めて報告された。
「城東」の選定理由については「歴史ある城辺の一字を残して未来に託すとともに、太陽の昇る島の東に位置し、黎明(れいめい)の朝を連想させるほか、永遠に栄えていく気品がある」としている。
新統合中学校の名称を「城東」とする議案について、委員からは異論はなく、全会一致での可決となった。
校名については、昨年の9月5日から25日までの期間に募集し、64点49案の応募があった。
そのほか、この日の定例会では市就学援助事務取扱要綱の一部改正などの議案についても可決された。