12/07
2024
Sat
旧暦:11月7日 大安 乙 大雪
社会・全般
2019年2月6日(水)8:56

670人分の署名提出

福嶺駐在所存続の会/宮古島署に


要請書を手にする仲間会長(中央)ら=5日、宮古島警察署

要請書を手にする仲間会長(中央)ら=5日、宮古島警察署

 福嶺駐在所存続の会(仲間寛安会長)は5日、宮古島警察署に同駐在所の存続を求める要請書と670人分の署名を前花勝彦署長に提出した。要請後、仲間会長は「統合は納得できないと伝えた。学校がなくなり、駐在所もなくなっては地域の切り捨てではないか」と述べた。存続の会は公開での要請を求めたが、警察側が非公開とした。本紙が要請に対するコメントを求めたところ同署は「(コメントは)ない」と回答した。

 要請書によると、同学区の住民は老人世帯や一人暮らし世帯が多く、観光客やレンタカーの往来が増えるなど、環境の変化に不安を感じているという。

 駐在所については、戸別訪問や夜間パトロール、子供たちの安心・安全に深く関わりがあるとしており、「学区内行事への積極的協力も頂き、学区には欠かせない存在。どうしても駐在所が必要だ」と訴えている。

 仲間会長は「駐在所は防犯活動の中心。警察からは『理解してほしい。統合しても十分やっていける』と言われたが、福嶺は広く、住宅もまばらなので統合したら手が回らなくなる」と不安を口にした。

 同警察署は今年4月をめどに、福嶺駐在所を福里駐在所に統合することを進めており、昨年12月に地域住民らに文書で通知した。統合後は福里駐在所が、福嶺学区の巡回連絡や事件・事故などの警察業務の対応する考え。

 存続の会は▽福嶺学区区長会▽同小学校PTA▽同学区体育協会▽防犯協会福嶺支部▽交通安全協会福嶺支部▽同学区出身者-で構成。1月13日に結成し、統合反対の署名活動を同地区などで行った。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!