12/10
2024
Tue
旧暦:11月10日 友引 戊 
イベント 教育・文化
2019年3月19日(火)8:55

一流の演奏間近に/青少年国際音楽祭

ジュニアオーケストラと共演も


宮古民謡などが演奏された音楽祭=17日、マティダ市民劇場

宮古民謡などが演奏された音楽祭=17日、マティダ市民劇場

 第5回みやこじま青少年国際音楽祭(主催・同実行委員会、共催・宮古島市)が17日、マティダ市民劇場で開催された。国内外で活躍する一流演奏家と宮古島市ジュニアオーケストラが息の合った重厚な演奏を披露し、観客を魅了した。

 特定非営利活動法人イエロー・エンジェルの助成で実施。同法人は、社会基盤活動を幅広くサポートすることによって、社会全体の利益の増進に寄与することを目的に2008年に設立された。

 司会は沖縄を拠点に活躍するマルチタレント、藤木勇人さん。藤木さんは軽妙なトークで「音楽で世界を巡る旅なので、まずは地元の音楽から始まる」と観客を舞台に引き込んだ。

 幕開けは「伊良部とうがに」(宮古民謡)「てぃんさぐぬ花」(沖縄民謡)「芭蕉布」に合わせて、佐渡山政子さんが宮古民話を朗読。観客は、美しい音色と民話のストーリーを楽しんだ。

 名曲の「白鳥」「鳥の歌」などの演奏が続いた。台湾を代表するチェロ奏者の陳建安さん、ハープ奏者の斎藤充子さん(静岡交響楽団楽員)らが出演し、レベルの高い音楽祭で盛り上げた。

 県内外でヒットする楽曲「花~すべての人の心に花を~」を披露。沖縄民謡歌手の古謝美佐子さんが出演し、自身の代表曲である名曲「童神」を歌い上げた。

 民謡と民話と弦楽器で紡ぐ物語の音楽祭は大好評を博した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年12月10日(火)9:00
9:00

持続可能な観光展望

観光庁事業 有識者が講演・トーク   スペシャルトークイベント&ワークショップ「島に添う。島を継ぐ。」(沖縄・奄美共同検討委員会主管)が9、10の日程で、平良東仲宗根添のかたあきの里などで行われている。初日は基調講演とスペシャルトークセッションなどが…

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!