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産業・経済
2019年3月30日(土)8:59

6400万円超の黒字/18年度決算

30年ぶりに累積赤字解消/宮古島漁協 経営状況が好転


今後安定した経営の基盤が期待されている=29日、宮古島漁協

今後安定した経営の基盤が期待されている=29日、宮古島漁協

 宮古島漁協(儀保正司組合長)の2018年度決算で、前年度までの繰越欠損金3800万円が解消され、6400円以上の黒字を計上することが見込まれている。累積赤字解消は約30年ぶり。6月に開かれる定期総会で収支決算は上程され、承認される見通し。28日に開かれた同漁協経営改善管理委員会(委員長・下地敏彦市長)で明らかにされた。

 この日の委員会では、2018年度経営改善計画の実績報告や取り組み実績が示された。

 加工事業では、モズク生産者と漁協へのモズク搬入増に向けた協議を何度も実施。また各浜へモズク集荷を積極的に行い、取り扱い増に取り組み、計画を達成した。

 今期モズクは、本モズクが減産見込みだが、糸モズクは順調に入荷。本モズクは減産により漁協単価が130円から150円と高値で推移している。

 債権回収では警戒船斡旋などによる債権回収を行い、回収計画350万円に対し、19件で155万円の回収を行った。

 儀保組合長は「モズクの数年ぶりの高値取引が黒字を後押ししている」と分析し喜んだ。

 県内の今期産モズクは一部地域では、キロ単価が200円前後で推移。宮古地域のモズク収穫は最盛期を迎えており、キロ単価上昇が期待されている。


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