12/11
2024
Wed
旧暦:11月10日 友引 戊 
社会・全般
2019年4月18日(木)8:56

東海岸の広範囲に漂着/廃油ボール

海保「触らぬよう」注意呼び掛け


無数の廃油ボールが帯状に波打ち際に漂着していた=17日、吉野海岸

無数の廃油ボールが帯状に波打ち際に漂着していた=17日、吉野海岸

 高野漁港から城辺保良漁港にかけた広範囲の海岸に無数の廃油ボールが漂着しているのが確認された。廃油ボールは14日ごろから吉野海岸に漂着し始めたとみられている。宮古島海上保安部と宮古島観光協会は海岸を訪れる観光客らに砂浜では足元に十分注意し、廃油ボールには触らないよう呼び掛けている。

 本格的なマリンレジャーのシーズンを迎え、廃油ボールの漂着という事態を重くみた宮古島観光協会は18日に現場の確認や市と対策会議を開き、今後どのように対処するかを検討する予定。海上保安部も引き続き調査を進める。

 市観光商工課や宮古島観光協会には観光客から「油が付着した」などの通報があった。

 吉野海岸では、直径1~3㌢ほどの廃油ボールが無数に漂着し、特に波打ち際に帯状に広がっている。波打ち際に帯状に続いているため、砂浜から海に入る際には、漂着した廃油ボールの帯状の所を通らざるを得ない状態になっている。

 大阪からこの日来島した30代の女性観光客2人は「きょう着いたばかりなのに、油落としで大変。家でも靴磨きなんかしたことないのに」とマリンブーツに付着した油状の物を拭き取っていた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年12月10日(火)9:00
9:00

持続可能な観光展望

観光庁事業 有識者が講演・トーク   スペシャルトークイベント&ワークショップ「島に添う。島を継ぐ。」(沖縄・奄美共同検討委員会主管)が9、10の日程で、平良東仲宗根添のかたあきの里などで行われている。初日は基調講演とスペシャルトークセッションなどが…

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!