06/09
2023
Fri
旧暦:4月21日 赤口 戊 
社会・全般
2019年4月21日(日)8:55

ハンセン病学会開催へ/実行委が会見

来月、マティダと南静園


会見でハンセン病市民学会宮古集会の開催を発表する知念さん(左から2人目)ら=20日、宮古南静園自治会館

会見でハンセン病市民学会宮古集会の開催を発表する知念さん(左から2人目)ら=20日、宮古南静園自治会館

 ハンセン病市民学会第15回総会・交流集会in八重山・宮古の宮古集会が5月19、20日に開催される。開催1カ月前となった20日、八重山・宮古開催地実行委員会共同代表で宮古集会開催地実行委員長を務める宮古退所者の会代表の知念正勝さんらが宮古南静園自治会館で会見を開き、宮古集会の開催を発表した。

 ハンセン病市民学会は2005年5月に、交流▽提言▽検証-を取り組みの三本柱として掲げ発足。年に一度、総会・交流集会を各地で開催している。

 八重山・宮古開催となる今年は全体統一テーマを「みるく世(ゆ)向(ん)かてぃ~差別に屈しない」、宮古集会テーマは「あらためて問う 回復者・家族の苦難の歴史と今~共に生きる社会をめざして~」と設定した。

 宮古集会初日の5月19日はマティダ市民劇場で開会行事に引き続き、交流集会で療養所退所者や関係者による現在のハンセン病に関する問題の報告とシンポジウムなどを開催。2日目の20日は宮古南静園で二つの分科会とまとめの全体会、南静園内フィールドワークなどを行う。 

 会見には知念さんのほか、宮古南静園入所者自治会連絡員の豊見山一雄さん、ハンセン病市民学会共同代表で事務局長も務める訓覇(くるべ)浩さん、開催地実行委員会の亀濱玲子さんが出席した。

 知念さんは市民学会の集会を毎年開催しなければならない理由について、ハンセン病問題が依然として解消していないためと指摘。「回復した人が当たり前の社会生活を送れているかというと、そうではなく、(世間から)隠れた状態でいる。これを解消しない限りハンセン病問題の解決にはならないと私たちは自覚している」との考えを示し、偏見や差別などのハンセン病問題の解決の必要性を訴えた。


カテゴリー一覧

観光関係

2023年6月8日(木)9:00
9:00

路上駐車・停車はダメ

友利自治会 看板で注意喚起/インギャー前県道   城辺の友利自治会(友利雅巳会長)はこのほど、インギャーマリンガーデン前の県道235号線沿いに駐停車を控えるよう呼び掛ける看板を設置した。レンタカーやマリン事業者の違法駐車が目立つようになり、交通事故の…

2023年6月7日(水)8:57
8:57

大物クロマグロ釣り上げる/観光客の男性

釣り船チャーター船、純海丸(森純一船長)の釣り客の男性が5日、クロマグロを釣り上げた。重さは約220キロ。この男性は昨年の同時期にも大物クロマグロを釣り上げており、「まさか続けて釣れるとは」と喜びを語った。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!