2件を原案同意で答申/市景観審議会
1件は継続審議 「景観への配慮念頭に」
宮古島市景観審議会(池田孝之会長)は4日、市景観計画区域内行為届出についての審議結果を下地敏彦市長宛てに答申した。答申されたのは民間マンション新築工事など計3議案(件)で、うち1件は「継続審議」、2件を「原案同意」とした。継続審議の1件については「景観への配慮を念頭に、建築物の高さ基準を原則順守すべきである」などとした意見を付して再検討を求めた。
答申は、6月日開催の「第1回市景観審議会」の審議結果によるもの。
それによると、継続審査となった「宮国賃貸マンション新築工事」については、景観計画ガイドラインに基づき、建築物の高さ、色彩及び緑化の方法に対して再検討を求めた。
「県営平良北団地建替工事」については、景観計画区域内における一定の配慮が行われたと認め、外壁の色彩、配色に再調整を求めた上で原案同意とした。
「(仮称)ミヤコエアポートプロジェクト新築工事」については、景観計画区域内における適切な配慮が行われたと認め原案に同意した。
答申は、同審議会の庄司優副会長が長濱政治副市長に行った。