「優秀工事技術者表彰」

優秀工事技術者表彰を受けた先嶋建設の西江敬仁本社土木部長（左）と黒島一洋社長＝10日、那覇市

　【那覇支社】沖縄総合事務局（吉住啓作局長）は10日、２０１８年度沖縄総合事務局開発建設部所管事業について、優良業者等の表彰式を那覇第２地方合同庁舎で開催した。宮古地区からは、先嶋建設（黒島一洋社長）の本社土木部長の西江敬仁さん（51）が優秀工事技術者に選出され、吉住局長から表彰状が手渡された。

　西江さんは、表彰式後の取材に対し「自分一人の力ではなく、協力会社や地域住民の理解と協力に感謝したい。今後もスキルアップしながら、建設業の魅力を若い人たちに伝えていきたい」と喜びを語った。

　優秀工事技術者表彰は、担当した工事の成績が優秀で顕著な成果を挙げ、他の模範となる技術者を表彰するもの。

　表彰式で、吉住局長は「長年にわたる技術力の研さんと創意工夫の取り組みが認められ、他の模範になるとして高く評価された。引き続き、さらなる技術力向上と後進の育成・指導に精進し、なお一層のご尽力とご支援をお願いしたい」と激励した。

　同表彰式では、18年度の工事完成件数１４８件と委託業務件数２２６件の中から、６部門で表彰した。優秀工事技術者表彰の西江さんを含む３人のほか、優良施工工事表彰４社、ＩＣＴ活用工事表彰２社、安全施工工事表彰２社、優良業務表彰５社、優秀業務技術者表彰２人が、それぞれ表彰された。