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2019年7月12日(金)8:57

伊良部市営住宅が着工

18年ぶりに建設、12世帯/工事の安全祈願


下地市長(中)らがくわ入れをして工事の安全を祈願した=11日、伊良部池間添

下地市長(中)らがくわ入れをして工事の安全を祈願した=11日、伊良部池間添

 市は11日、伊良部島で18年ぶりに建設する市営住宅の起工式を同池間添の建設地で行った。建設地は結の橋学園東方で12世帯(戸)分を建設する。工期は来年3月までで、4月には入居が始まる予定。

 伊良部島の市営住宅は現在、平江、鯖置第2、鯖置、横嶽、新生の5カ所あり、総戸数は169戸、中には築36年を経過したところもある。

 今回の建物は鉄筋コンクリート造り3階建て1棟。敷地面積は2332平方メートル。建築面積は410平方メートルで延べ面積は1058平方メートル。施工は建築・屋外整備が先嶋建設(黒島一洋社長)、電気が三協建設工業(川満盛長社長)、機械が久貝電設土木(久貝久雄社長)。工事費は建築・屋外整備が2億9370万円、電気が2750万円、機械が4224万円で総事業費は3億6344万円。

 池間添での市営住宅建設については自治会と期成会から「長年の念願である伊良部大橋の開通を契機に伊良部地区の均衡ある発展と人口流出に歯止めをかけるためにも生活基盤である住居の確保が最優先課題」との要請が2014年に出されていた。

 市や工事関係者、地域住民らが出席した起工式では神主が祝詞を読み上げ建設地を清めた後、下地敏彦市長、先嶋建設の山田恭弘常務、基建築設計事務所の下地実社長がくわ入れを行った。現地であった直会で下地市長は、市議会で伊良部島での市営住宅建設が何度も取り上げられた事を振り返りながら「いい市営団地ができることを願っている」と述べた。


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