1週間で1554人投票/参院選期日前
前回比239人増
第25回参議院議員選挙の期日前投票は11日、開始から1週間となった。宮古島市における累計の投票者数は1554人で、前回3年前の選挙より239人増えている。ただ、有権者に占める割合は3・4%と地方選挙と比べると低調で推移している。期日前投票は20日まで行われる。
期日前投票は7月5日に始まった。初日は32人、2日目は122人と出足は鈍かった。5日目の9日にようやく1日当たりの投票者数が300人台に達し、10日も348人が投票を済ませたが、11日は285人と再び300人を下回った。
性別の1週間の累計投票者数は男性808人、女性746人となっている。
序盤の投票者数が伸びなかったのは、一部の地域で投票用紙が届くのが遅れたことが要因の一つに挙げられている。
市選挙管理委員会は「全体的に低いが、前回よりは増えている」と話し、有権者に届く投票用紙が一部で遅れたことに伴う反動が背景にあるのではないかと見ている。その一方で「9日と10日は300人以上が投票しているため、今後は伸びていくことを期待していたが、11日には再び下がっている」と懸念を示した。
前回参院選における期日前投票の総数は5548人だった。宮古島市明るい選挙推進協議会と市選挙管理委員会は17日、街頭活動を行い、広く市民に選挙への参加を呼び掛ける。
多良間村の1週間の累計投票者数は、男性25人、女性14人の計39人。