「あなたの1票大切に」/参院選
市選管など 街頭で投票呼び掛け
第25回参議院議員選挙で、宮古島市選挙管理委員会(與那覇巌委員長)と市明るい選挙推進協議会(前川尚誼会長)は17日、街頭啓発活動を行い、広く市民に投票を呼び掛けた。買い物客らにチラシを配りながら「投票に行こう。一票を大切に」と呼び掛けた。参院選の投票日は21日。即日開票される。
啓発活動には2団体から約30人が参加した。市内スーパー前で行われた開始セレモニーで、明るい選挙推進協議会の前川会長は「国政選挙の出足は鈍いが、推進協議会と選挙管理委員会が協力して投票率を上げていきたい」と啓発活動の意義を強調。「18歳の高校生にも投票権があるので、生徒たちにもしっかりPRしていこう」と呼び掛けた。
市選挙管理委員会の與那覇委員長は「国政選挙は関心が薄く、投票率の低下が懸念されている現状ではあるが一人一人の1票が自分たちの暮らしを変える1票でもある。一人でも多くの市民に投票所に足を運んでいただきたい」と話し、投票率アップを期待した。
参加者はこの後、サンエーショッピングタウン宮古前、TSUTAYA沖縄宮古島店前、JAあたらす市場前に分かれて街頭活動を展開。参院選挙を広報するチラシとティッシュを配るとともに、「21日の選挙に行きましょう」と声を掛けながら選挙をPRした。
参院選は5日から期日前投票が行われており、市選管の調べで16日現在の投票者数は男性1749人、女性1779人の計3528人となっている。
参院選の沖縄選挙区には届け出順に、シンバホールディングス前会長の安里繁信さん、琉球大学名誉教授の高良鉄美さん、非常勤職員の磯山秀夫さん、辺野古商工会理事の玉利朝輝さんが立候補している。