香港の旅が気軽に/エクスプレス航空
観光、グルメを堪能/下地島就航モニターツアー
【香港で伊良波彌記者】 格安航空会社(LCC)の香港エクスプレス航空(本社・香港)と下地島エアポートマネジメント(伴野賢太郞社長)の企画「香港モニターツアー」に参加した報道各社と旅行代理店の関係者らは20日、ギネスブックに認定されている「永続的に行われている世界最大の光と音のショー」など、魅力あふれる観光スポットをたっぷり鑑賞。多彩な中華料理グルメを堪能した。
香港は古くから、東洋と西洋の文化が出会う交差点などと評されている。このため、人、モノ、情報が活発に行き交うダイナミックで国際的な大都市として発展を続けている。
香港政府観光局によると、昨年香港に訪れた観光客は約6500万人。ちなみに宮古島の2018年度の入域観光客数は114万人余で過去最多だった。香港には宮古島より57倍の観光客が訪れている。
香港の各観光スポットは大勢の観光客で目白押し。特に100万ドルの夜景は、かつてネオンに使われた一晩の電気料が100万ドルだったことが由来とされる。現在、1香港ドルは13~15円で変動している。
下地島空港と香港国際空港を結ぶ香港エクスプレスの路線の初便就航は19日だった。その初便に合わせて同ツアーは2泊3日の日程で実施された。
下地島エアポートマネジメント航空営業部課長の田島真一さんは「今回のツアーでは、活気に満ちた香港の魅力の一端がお伝えできたと思う。宮古島の人々も香港の旅を気軽に楽しんでほしい」とアピールした。
初便には1955(昭和30)年生で、伊良部中学校第23期卒同期生(國仲辰彦会長)12人が香港・マカオ観光ツアーで搭乗していた。
参加した譜久島健さん(64)は「香港の高層ビルは信じられないほどの高さと数があった。また、マカオへの車の移動では香港と結ぶ海上巨大大橋のフレンドシップ大橋を利用したが、全長が55㌔あると聞いてびっくりした」と話した。