累計255万人、記念品贈呈/JTA
東京直行便就航30周年
東京直行便の就航30周年を迎え、日本トランスオーシャン航空(JTA)宮古支社は22日、直行便で宮古空港に到着した約170人の搭乗客に記念品を贈呈した。ミス宮古島とJTA職員らが記念品とマンゴージュースを配布し、この日でちょうど30周年となる節目の日をPRした。30年間の累計旅客数は255万5082人に上る。
宮古-羽田路線は1989年7月22日に、南西航空(現JTA)が就航させた。地方離島と羽田を結ぶ初の路線だったという。
開設初年度は3万9033人(約8カ月間)。2017年度は過去最高となる10万4459人を運んだ。18年度は10万3749人とわずかに減少している。
ミスサンゴの小松里紗さんと法被を着たJTA職員が記念品を配布した。「宮古島へようこそ」「マンゴージュースをどうぞ」などと声を掛けながら出迎えた。
この日配布された記念品はボールペンや搭乗証明書、ステッカーなど。マンゴージュースはパラダイスプランが提供した。
宮古支社の小堀健一支社長は「30年前の熱い思いがこの路線を就航させた。これまでの島の皆さまのご支援に感謝している。今後も安全安心な運航に努め、島の観光や経済発展の力になりたい」と語った。
東京都から家族で宮古観光に訪れた山本真央さん(12)は「マンゴージュースがおいしかった。宮古島では海で魚を見ることを楽しみにしている」と笑顔で話した。