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教育・文化
2019年8月4日(日)8:56

家族自慢の土鍋完成/市教委文化講座

7組20人が焼き物体験


土器を焼いて作品を完成させた参加者の皆さん=3日、市文化財資料室

土器を焼いて作品を完成させた参加者の皆さん=3日、市文化財資料室

 市教育委員会の文化講座「土器焼き体験」が3日、城辺公民館隣の市文化財資料室前で開かれ、参加親子ら7組20人が焼き上げる作業を行い、それぞれ自慢の土鍋を完成させた。

 講座は2019年度地域の特色ある埋蔵文化財公開活用事業の一環。7月20日に1回目が開かれ、このときは参加者が粘土をこねて土鍋の成形作業を行った。

 2回目の3日は、焼きの作業を体験した。講師で恩納村教育委員会の崎原恒寿さん、宜野湾市教育委員会の伊藤圭さんの指導を受けながら大小さまざまな土器を焼き上げ、家族それぞれ自慢の鍋を完成させた。

 城辺小学校5年の平安山英劉(える)君は手のひらサイズの鍋を造った。「お母さんと一緒に造り、自分なりに上手にできたと思います」と感想。苦労したのは成形作業といい、「難しかったけどできた。これにご飯を入れて食べたい」と笑顔で話していた。

 今回の講座は、遺跡の発掘調査で最も多く出土する遺物が土器であることを踏まえて開いた。参加親子に宮古島の過去の文化を考えてもらうことが狙い。


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