04/19
2024
Fri
旧暦:3月11日 先勝 癸 穀雨
社会・全般
2019年9月20日(金)9:00

宮古の商業地 最高値8.0%の上昇/県地価調査

1平方メートル当たり9万5000円/地価変動に地域差も


宮古島市内の商業地で最高価格となったサーティーワンアイスクリーム宮古島店(筑登之屋)=19日、平良字西里通り

宮古島市内の商業地で最高価格となったサーティーワンアイスクリーム宮古島店(筑登之屋)=19日、平良字西里通り

 【那覇支社】県企画部は19日、2019年県地価調査(7月1日時点)の結果を発表した。宮古島市内の商業地最高価格は、「平良字西里根間246番」(筑登之屋)の1平方メートル当たり9万5000円(前年比8・0%上昇)で、昨年の上昇率3・5%から上げ幅を拡大し、好調な宮古経済を反映する形となった。市内の全用途平均価格は同2万4800円(同3・4%上昇)で、4年連続のプラスとなった。


 この調査は、県内市町村の284地点で実施したもの。宮古島市の調査地点は14カ所(商業地3カ所、住宅地11カ所)、多良間村では2カ所(住宅地2カ所)の地価を調べている。

 宮古島市は、商業地の平均が対前年比7・4%、住宅地は同2・6%、それぞれ上昇した。多良間村では、住宅地の平均が同0・9%下落した。

 宮古島市では、住宅地の最高価格が平良字西仲宗根染地112番1の1平方メートル当たり3万1400円(同4・7%上昇)となった。市内中心部で地価の上昇が目立つ一方で、平良島尻や平良西原、城辺地区(基準地2カ所)では変動がないなど、地価の動きに地域で温度差が見られた。

 宮古地区の商業地最高価格は、1993年の1平方メートル当たり28万円をピークに下落を続けたが、17年から上昇に転じている。

 県地価調査分科会副幹事の仲本徹氏は「宮古島は地価が上がっているというイメージがあるが、調査では(イメージほど)大きな動きは見られていない。調査地点が、場所によってはリゾート系でなく集落内に設定されていることも理由。実際には、伊良部島での海岸沿いでは原野でも売れている状況。エリアによって、地価の動きが二極化している」と話した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

2024年4月7日(日)8:54
8:54

海岸ごみ「ほっとけない」/500人参加しビーチクリーン

「第3回ほっとけないプロジェクト~海辺のミライをみんなで守ろう」(主催・同プロジェクト実行委員会)が6日、新城海岸で行われた。宮古島海上保安部やボランティアサークル、空手道場など各団体のメンバー、家族連れ約500人が参加しビーチクリーンを実施。発泡スチロールや…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!