05/23
2025
Fri
旧暦:4月25日 仏滅 辛 
産業・経済
2019年9月25日(水)8:56

マンゴー農家に交付

エコファーマー認定証/宮古農水振興セ


長崎所長(前列右)と関係者=24日、宮古農林水産振興センター

長崎所長(前列右)と関係者=24日、宮古農林水産振興センター

 宮古農林水産振興センター(長崎祐二所長)は24日、宮古地区エコファーマー認定証交付式を行った。長崎所長が環境に優しい農業に取り組むマンゴー農家の下地一武さん(36)=上野=と下地直輝さん(同)=平良=の代理で参加した妻の明葉さんに認定証を交付した。下地一武さんは再認定、下地直輝さんは新規。認定証の期限は5年。

 エコファーマーとは、県持続性の高い農業生産方式の導入に関する指針に基づき、持続性の高い農業生産方式を導入する計画を立て、県知事の認定を受けた農業者。宮古島市での認定者数は今回の2人を含めて7人。多良間村での認定者数は223人。

 今回認定を受けた2人は、今後マンゴーにエコファーマーマークを付けて販売することができる。家庭で日記を付け、毎年土壌検査を受けることになっている。

 交付式で、同センター農業改良普及課の名嘉真清美課長は「土づくりに関する技術に加え、地域慣行施肥における化学肥料窒素成分の約3割減、化学農薬の地域慣行使用回数の約3割減を目標に取り組み、環境に配慮した農業生産を行っていくことになる」と述べた。

 長崎所長は「宮古のマンゴーが日本一ではないかと思っている。今後とも一生懸命取り組んでほしい」と激励した。

 下地一武さんは「今後ともおいしいマンゴーづくりに取り組んでいく」と気持ちを引き締めた。

 交付式後、参加者らは記念撮影を行った。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年5月15日(木)9:00
9:00

ガイドライン認証制度推進/サスティナブルツーリズム連絡会

持続可能な島・観光と環境の両立のためのガイドライン周知・運用などに取り組む、宮古島サスティナブルツーリズム連絡会の2025年度第1回連絡会が14日、宮古島ICT交流センター(旧下地庁舎)で行われた。関係団体の代表者が今年度上半期などの取り組みについて意見交換し…

2025年5月14日(水)9:00
9:00

「魅力的観光地の地位確立」

入域観光客数過去最高で見解/市長定例会見   嘉数登市長は13日、市役所で定例記者会見を開き、2024年度入域観光客数(推計値)が119万3000人となり、過去最高を更新(既報)したことを踏まえ「本市が国内外から注目される魅力的な観光地として地位を確…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!