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社会・全般
2019年10月24日(木)8:54

【行雲流水】(観光消費額)

 平成30年度の宮古圏域における観光客1人あたり消費額は、7万3139円であった(前年度は7万3380円)。宮古空港でのアンケート調査結果であり、クルーズ船客は含まれない(沖縄県文化観光スポーツ部「平成30年度観光統計実態調査報告書」、令和元年9月17日公表ホームページより)

▼平成30年度の空路客69万人を乗じると、経済効果は505億円となる。(内訳は、宿泊費195億円、飲食費109億円、土産・買い物費74億円、娯楽・入場費61億円、圏域内交通費57億円、その他9億円)

▼量の変化は質の変化をもたらす、という。宮古の観光産業は、質的な転換期を迎えているのかもしれない。ピーク時と平常時のバランスのとり方、国際化対応(標識、案内パンフレット、通訳養成)、高付加価値化(地産地消、土産品開発、滞在日数延伸、エンターテインメント)などだ

▼国・県の施策メニューには、物づくりをはじめ経営管理などあらゆる分野の専門家派遣事業がある。お菓子づくりなどの技術指導もある。費用は国・県持ちだ。これらの施策を活用する〝クセ〟をつけたいものだ

▼先進地域の役所・商工会議所・JA・銀行などには、施策を勉強して個別企業を支援するコーディネーター(調整人)がいる。宮古の役所や経済団体や銀行も、地元企業の挑戦力(探究心)を育てる役割を担ってほしいものだ

▼宮古の先達は、〝進取の気性〟に富んでいるといわれた。〝旧態依然〟から脱皮するためには、観光ビジネスをテコに、知的挑戦力を具現化していくことができるはずだ。(柳)


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