04/18
2024
Thu
旧暦:3月10日 赤口 壬 
社会・全般
2019年11月2日(土)9:00

開館30周年で記念式典/市総合博物館

くす玉で節目を祝う/延べ40万人超が入館


(右から)宮國教育長、下地市長、佐久本議長、下地会長がくす玉を割って祝福した=1日、市総合博物館

(右から)宮國教育長、下地市長、佐久本議長、下地会長がくす玉を割って祝福した=1日、市総合博物館

 市総合博物館(平良恵栄館長)は1日、同館正面入口で開館30周年記念式典を催した。下地敏彦市長らがくす玉を割って祝い、30年の歩みを振り返った。市は、今年度より新総合博物館建設に向けて作業に着手しており、今後用地を選定し、2025年度の完成を目指している。

 市総合博物館の前身は1979年に開設された平良市歴史民俗資料館。89年11月には新たに自然史資料を加え、平良市総合博物館として開館した。2005年の市町村合併により宮古島市総合博物館と名称を変更した。

 30年間の入館者数は延べ40万人を超え、収蔵資料は約2万3000点を数える。

 式典のアトラクションでは、市総合博物館友の会会員の與那城美和さんが「正月アーグ(歌謡)」の歌詞一部を歌い上げた。

 下地市長、市議会の佐久本洋介議長、市教育委員会の宮國博教育長、市総合博物館協議会の下地和宏会長の4人がくす玉を割るひもを引くと、参加者から大きな拍手が起こった。

 開式の冒頭、下地市長は、新総合博物館の完成に向け「博物館の一層の充実強化を図り、市民に開かれた施設として整備、拡充を進めていく」と決意を新たにした。

 宮國教育長は「これからの博物館『知産知承』が強く求められている。知を掘り起こし、知を創造し、知を共有し、継承し発信していくということです」と強調した。

 次いで佐久本議長、下地会長が祝辞を述べ、市総合博物館の役割の充実に期待を込めた。

 式典終了後、全員が同日から始まった30周年記念特別展示「宮古の宝 30選展」を心ゆくまで鑑賞した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

2024年4月7日(日)8:54
8:54

海岸ごみ「ほっとけない」/500人参加しビーチクリーン

「第3回ほっとけないプロジェクト~海辺のミライをみんなで守ろう」(主催・同プロジェクト実行委員会)が6日、新城海岸で行われた。宮古島海上保安部やボランティアサークル、空手道場など各団体のメンバー、家族連れ約500人が参加しビーチクリーンを実施。発泡スチロールや…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!