04/19
2024
Fri
旧暦:3月11日 先勝 癸 穀雨
社会・全般
2019年11月30日(土)8:55

「小規模校の良さある」/北部地区の学校統廃合

狩俣でも反対多く/市教委報告会


統廃合に関するアンケート結果が地域住民に報告された=28日、狩俣小学校

統廃合に関するアンケート結果が地域住民に報告された=28日、狩俣小学校

 市教育委員会(宮國博教育長)は28日夜、北部地区(池間、狩俣、西辺)の学校統廃合に向けて実施したアンケート結果の報告会を狩俣小学校で開いた。地域住民からは「小規模校の良さもある」「地域の声を受け止めてほしい」などと統廃合に反対する声が多く上がった。市教委側は統合の方法や時期は未定だが、小中一貫校の設置を検討していることを明かした。

 市教委は市学校規模適正化基本方針や「北部地区のより良い教育環境について考えるアンケート」の結果を報告。児童数の推移としては、今年度の北部地区3小学校の児童数が合計で124人いるが、7年後には76人にまで減少する見込みを示した。

 住民からは、狩俣幼稚園の休園が児童数減少につながっているとして「1人でも2人でも再開してほしい」などの意見が出された。入園者が5人に満たない場合は、休園とする幼稚園管理規則の見直しを要望した。

 参加した男性は「山村留学」などホームページを活用して島内外から児童を募集することを提案。「地域と学校は車の両輪。地域の衰退にも影響する。減少を食い止めることも検討してほしい」と語った。

 今後の児童数の減少見込みを受け、将来的にさらに統廃合する可能性についても質問があり、市教委は「それはない。北部地域は一つのエリアとしてやるべきだと考えている」と否定。「伊良部で良い効果が現れているので小中一貫校の案も上がっている」と述べた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

2024年4月7日(日)8:54
8:54

海岸ごみ「ほっとけない」/500人参加しビーチクリーン

「第3回ほっとけないプロジェクト~海辺のミライをみんなで守ろう」(主催・同プロジェクト実行委員会)が6日、新城海岸で行われた。宮古島海上保安部やボランティアサークル、空手道場など各団体のメンバー、家族連れ約500人が参加しビーチクリーンを実施。発泡スチロールや…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!