06/19
2025
Thu
旧暦:5月23日 先負 戊 
社会・全般
2019年12月6日(金)8:55

メイチュウ類で注意報/病害虫防除技術センター

 県病害虫防除技術センターは2日、サトウキビを食害するメイチュウ類(カンシャシンクイハマキ)の発生予察注意報第2号を発表した。11月中旬の調査によると、新植夏植えほ場における芯枯茎率が前年を上回っていることから、ほ場周辺の除草作業など防除の徹底を呼び掛けている。

 カンシャシンクイハマキはふ化した幼虫が葉鞘の内側を下降して節部の芽や根帯から食入し、生長点を加害する。このため被害茎は芯枯れを起こす。今回の調査で確認されたメイチュウ類幼虫の9割がカンシャシンクイハマキだった。

 新植夏植えほ場における被害茎率は宮古島が前年比2・4ポイント増の4・7%、伊良部島が同比3・7ポイント増の8・0%、多良間島の平年値はないが、13・2%と高い被害茎率が出ている。

 防除について病害虫防除技術センターは、ほ場および周辺の除草作業の徹底ほか、培土時における食入初期の幼虫を対象にした薬剤防除を呼び掛けている。乳剤の場合は葉鞘内に薬液が浸透するように散布。粉剤の場合は茎と葉元の間に散布し、降雨や散水などで溶解させ、葉鞘内部に浸透させることで防除効果が高まるとしている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年6月4日(水)9:00
9:00

8月就航を市に報告/台北-下地島

スターラックス航空日本支社長   台北(桃園)-宮古(下地島)線を8月22日から就航させる、スターラックス航空日本支社の王雲翔支社長は3日、下地島エアポートマネジメントの鶴見弘一社長らと共に市役所を訪れた。砂川朗副市長に就航を報告し、台湾と宮古島、双…

2025年5月29日(木)9:00
9:00

24年度旅客数、過去最高に/下地島空港

年間49万6000人が利用/前年度実績を17%上回る   第20回下地島空港活性化協議会(会長・嘉数登市長)が28日、市役所で開かれた。同空港や宮古圏域の活性化に向けた施策の協議や同空港の現況などについて意見交換などが行われた。下地島空港の現況では2…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!