２０２０年の初荷式

初荷を載せて出発するトラック＝３日、浦添市のオリオンビール本社

　【那覇支社】オリオンビール（早瀬京鋳社長）の２０２０年初荷式が３日、浦添市の同社本社で開かれ、大型トラック17台に積まれたオリオンドラフトビールなど約１６９キロリットル（３５０ミリリットル缶換算で約48万本）が、沖縄本島中南部の販売代理店などに出荷された。早瀬社長は、あいさつで「全グループが一丸となって笑顔というキーワードの下、県民や世界のためにまい進したい」と語った。

　初荷式では、社員や取引先の関係者ら約４００人が参加して、令和初の初荷を祝った。昨年７月に就任した早瀬社長は「今年の干支（えと）は庚子（かのえね）で、今までの歴史を次につなげる意味がある。今年は社長就任後の第二の創業の年として、身が引き締まる思いだ」と強調した。

　続いて、宮里政一専務の音頭で乾杯した後、社員を代表して、「子（ね）年」生まれの年男社員３人が決意表明した。営業第一課の瀬底瑞希さんが「今年は、第二の創業を軌道に乗せるためにも大変重要な１年になる。県民に愛され、世界に輝くブランドを目指して、気持ちを新たに頑張ろう」と呼び掛けてガンバロー三唱し、今年の飛躍を誓い合った。