09/09
2024
Mon
旧暦:8月6日 先勝 乙 

Warning: Invalid argument supplied for foreach() in /home/cnet01/www/miyakomainichi/wp-content/themes/miyako-mainichi2021/single.php on line 90
社会・全般
2020年1月11日(土)8:54

【行雲流水】(塩の日)

 きょう、1月11日は「塩の日」でもある。歴史入門書によると、由来は戦国武将。駿河国の今川氏との同盟を破棄した武田信玄に、怒った今川側が相模国の北条氏政と妨害して、甲斐の国に塩が入らなくなった。領民は塩を取ることができず、困り果てていた


▼そこで見かねた越後国の上杉謙信が塩を送り、武田信玄の領地松本藩に到着したのが、この日だという。「敵に塩を送る」という語意が誕生した、記念の日である。敵対関係にある相手でも、相手が苦しい時には助けるという意味で使われる

▼宮古での製塩の歴史は、1737年に白川氏恵通が狩俣村で農務の暇に塩づくりを指導したのが、始まりとされる。その後、明治期から大戦までの間に、伊良部島で製塩業が営まれる

▼また、下地では1946年に、与那覇集落が製塩組合を組織し、戦争中に日本軍が使用していた製塩施設を譲り受けて、数年間、共同製塩を営んだが、台風被害などで施設が壊れ停滞した

▼1951年に、組合員の友利完誠さんの個人経営で復興。一時は塩田を増やしたが、薪不足などで2年後には閉鎖したという(下地町誌)

▼近年、狩俣西の浜で地元企業が製塩業を興し、「雪塩」の名前で販売、人気を誇っているのは周知のとおりである。(久)


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年9月3日(火)9:00
9:00

閑散期の観光振興へ

座喜味市長と意見交換/観光庁など   市が観光庁の地域観光新発見事業補助金を活用して実施する「市閑散期対策事業~推し活旅とマス媒体を活用した分散型旅行のすすめ~」に向けて、同庁の豊重巨之新コンテンツ開発推進室長らが2日、市役所で座喜味一幸市長と意見を…

2024年8月30日(金)9:00
9:00

「サメ?いやイルカだ」

来間大橋近くで回遊確認/宮古ブルーの海満喫   来間大橋近くの宮古島側約100ほどの沖合で29日午前10時半ごろ、1頭のイルカが優雅に泳ぐ姿が目撃された。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!