09/09
2024
Mon
旧暦:8月6日 先勝 乙 
社会・全般
2020年1月26日(日)8:58

内閣総理大臣賞で祝賀会

琉球ガラス村
伊良部出身の平良恒雄氏


舞台で花束を贈呈された平良恒雄氏(右から2人目)と上原徳三氏(同3人目)、RGCの稲嶺佳乃社長(左)ら=24日、糸満市の琉球ガラス村

舞台で花束を贈呈された平良恒雄氏(右から2人目)と上原徳三氏(同3人目)、RGCの稲嶺佳乃社長(左)ら=24日、糸満市の琉球ガラス村

 【那覇支社】「第8回ものづくり日本大賞(内閣総理大臣表彰)」を受賞した伊良部出身の平良恒雄さん(71)と「2019年卓越した技能者の表彰(厚生労働大臣表彰)」を獲得した上原徳三さん(67)の祝賀会が日、糸満市のRGC(琉球ガラス村)で開かれた。関係者ら約100人が集まり、これまでの功績をたたえるとともに、さらなる活躍を期待した。


 祝賀会で、平良さんは「ガラス一筋に打ち込んできたことで大賞を賜り大きな喜びを感じている」とあいさつした。取材に対しては「何より一番うれしいのは、琉球ガラスの技術が認められたこと。これまで半世紀以上ガラスと向き合ってこれたのは、皆さんの支えがあったおかげ」と感謝を述べた。

 RGCの稲嶺佳乃社長は、内閣総理大臣表彰受賞に対し「数ある工芸品の中で、琉球ガラスが選ばれたことは大変名誉なこと。これまでお世話になった方々への恩返しになったのではないか」と喜びを語った。

 平良さんは、1985年に琉球ガラス村に入社。その後、2001年に県工芸士に認定され、09年には、伊勢神宮の式年遷宮奉献品として代表作「深海」が神宮美術館に永久収蔵される。11年に県優秀技能者知事表彰、18年には「卓越した技能者の表彰『現代の名工』」を受賞している。

 琉球ガラス村では、平良さんらの作品を一般公開する特別企画展「現代の名工による美しき琉球ガラス」を3月31日まで開催している。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年9月3日(火)9:00
9:00

閑散期の観光振興へ

座喜味市長と意見交換/観光庁など   市が観光庁の地域観光新発見事業補助金を活用して実施する「市閑散期対策事業~推し活旅とマス媒体を活用した分散型旅行のすすめ~」に向けて、同庁の豊重巨之新コンテンツ開発推進室長らが2日、市役所で座喜味一幸市長と意見を…

2024年8月30日(金)9:00
9:00

「サメ?いやイルカだ」

来間大橋近くで回遊確認/宮古ブルーの海満喫   来間大橋近くの宮古島側約100ほどの沖合で29日午前10時半ごろ、1頭のイルカが優雅に泳ぐ姿が目撃された。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!