6年連続で復帰後最高を更新/19年県有効求人倍率
宮古、1・69倍でトップ
【那覇支社】沖縄労働局(福味恵局長)は1月31日、県内の有効求人倍率は2019年平均で1・19倍(前年比0・02ポイント上昇)となり、6年連続して本土復帰後の最高値を更新したと発表した。職業安定所別では、宮古所が1・69倍(同0・11ポイント上昇)で県内5地区中トップとなった。
県内2位は八重山所の1・66倍(前年と同値)で、那覇所1・24倍(同0・02ポイント減)、名護所1・22倍(同0・02ポイント減)、沖縄所1・03倍(同0・09ポイント上昇)と続いた。
新規求人数は、県全体で前年比2・8%増の12万8028人。月間有効求人数の月平均は同4・8%増の3万442人だった。宮古地区の新規求人数は、年間で同1・5%増の6247人、月間有効求人数の月平均は同6・2%増の1510人だった。
産業別の新規求人数(県全体)で最も多かったのは、「医療・福祉」の3万6479人(前年比9・0%増)。次いで、「宿泊業、飲食サービス業」1万4747人(同5・1%増)、「サービス業(他に分類されないもの)」1万4115人(同2・1%増)などとなった。
正社員に限った有効求人倍率は、県全体で前年比0・04ポイント上昇の0・58倍だった。