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教育・文化
2020年2月16日(日)8:58

県知事賞に宮高科学部/沖縄青少年科学作品展

ミヤコカナヘビの保全目指す


県知事賞を受賞した宮古高校科学部の(左から)徳嶺夏南子さん、立津槙斗さん=15日、浦添市のANA ARENA浦添

県知事賞を受賞した宮古高校科学部の(左から)徳嶺夏南子さん、立津槙斗さん=15日、浦添市のANA ARENA浦添

 【那覇支社】第42回沖縄青少年科学作品展(主催・沖縄電力)の表彰式が15日、ANA ARENA浦添(浦添市民体育館)で行われた。宮古高校科学部の2年生チーム(7人)が最高賞の県知事賞に輝き、代表で出席した立津槙斗さんと徳嶺夏南子さんに賞状と記念品が贈られた。

 同作品展は、青少年の科学に対する関心と興味を喚起し、県の科学教育の振興を図り、地域産業の担い手となる人材育成に寄与することが目的で1979年から毎年開催されている。

 宮高科学部2年生チーム(上地翔平さん、立津槙斗さん、伊川佳那さん、石川作実さん、神里秀美さん、徳嶺夏南子さん、徳嶺美南子さん)の研究テーマは「宮古諸島におけるミヤコカナヘビの過去の生息状況~教えて!おじい・おばあ!~」。県指定天然記念物で、絶滅危惧種に指定されているミヤコカナヘビの保全につなげようと生息状況を調査した。

 研究では、ミヤコカナヘビがススキなどイネ科草本を好んで寝床にしていたことや、睡眠時に外部からの刺激に対し逃避行動を積極的にとらない特性があることなどを突き止めた。

 また、調査結果を踏まえ、保全に向けた対策として土地開発の抑制やイネ科草本を中心とした草地を増やすこと、外来種の駆除の強化などを挙げた。

 表彰式後、立津さんは「今まで研究してきたことが評価されてうれしい。これを機にミヤコカナヘビについて知ってもらい、脱絶滅危惧種を目指したい」、徳嶺さんは「認知度が低いので、島の人に数が減っているミヤコカナヘビの存在をもっと知ってもらって、守っていけるような活動をしていきたい」と、それぞれ喜びを語った。

 同作品展では、宮高科学部の作品を含む全入賞作品122点を展示している。16日まで。

 県知事賞以外の宮古からの入賞・入選者は次の通り。(敬称略)
 【佳作】
 ▽お茶で色々試してみよう!!~油・まっ茶・カテキン~=佐藤茉陽夏(東小5年)▽バリケンは何を覚えているか?~私のバリケンは、私を覚えているのかな?~=平良風椛(東小5年)、親泊昌輝(南小4年)▽形の違いによる日光によるものの温まり方について=玉城早理(久松中1年)
 【入選】
 ▽タンパク質分解能力の高い食材を見つけよう~最も肉を柔らかくする食材は何だ!~=山城若奈、前里早紀、本永真衣、宮國茉央(以上宮高3年)
 【優秀指導者賞】
 ▽儀間朝宜教諭(宮古高校)


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