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産業・経済
2020年2月23日(日)8:57

巨大ホンマグロ釣る/重量202キロ

渡真利さん「最高の気分」


渡真利船長(右)が釣り上げた巨大ホンマグロ=22日、宮古島漁協

渡真利船長(右)が釣り上げた巨大ホンマグロ=22日、宮古島漁協

 宮古島漁業協同組合に所属する「第十一かつ丸」(4・9トン)の渡真利寿徳船長(60)が22日、重さ202キロ、体長約2メートルの巨大ホンマグロ(クロマグロ)を水揚げした。渡真利船長は「初めて釣り上げた。自分の漁師人生に残る記録なので、最高の気分だ」と笑みをこぼした。

 第十一かつ丸は数日前から、宮古島北方約160キロの沖合で操業。ホンマグロが回遊する水深2000メートルの海域だった。

 特別な釣り竿に電動リールを取り付け、ホンマグロを狙った。突然、強烈な引きでヒット。約2時間の格闘の末、巨大ホンマグロを仕留めた。宮古島漁協で計量の結果、重さ202キロを記録した。

 渡真利船長は「今の時期にホンマグロが釣れるのは珍しい。今年はホンマグロが多く釣れそうだ」と予想した。

 同組合の儀保正司組合長は「巨大ホンマグロが釣れて良かった。航海安全を最優先し、大漁してほしい」と願った。

 巨大ホンマグロは仲買人が引き取った。


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