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社会・全般
2020年2月23日(日)8:56

多良間さん、「緑十字金章」/交通安全推進を高く評価

緑十字金章の表彰状を手にする多良間さん=18日、那覇市

緑十字金章の表彰状を手にする多良間さん=18日、那覇市

 【那覇支社】多良間出身で県交通安全協会連合会副会長の多良間朝時さん(78)=那覇市=はこのほど、東京都内で開催された第60回交通安全国民運動中央大会(主催・全日本交通安全協会、警察庁)で、交通栄誉章「緑十字金章」を受章した。交通安全推進の啓蒙(けいもう)活動に、約40年携わっている功績が評価された。

 多良間さんは「この歳になって、私にはもったいないほどの賞をいただき恐縮している。これまでの会社や協会の支えや、地域住民の協力に感謝したい」と受章の感想を述べた。

 航空貨物運送業のOAS航空に在職中、社長、会長を務める傍ら、県トラック協会の那覇支部長、会長を歴任した。現在は、同連合会副会長のほか豊見城地区交通安全協会長なども兼ねる。

 毎年春・秋の交通安全運動時には、県トラック協会の那覇支部長としてパレット久茂地前などで交通安全を呼び掛けるチラシを配布した。チラシをもらっても、すぐにゴミ箱へ捨てる人もいたため、花を添えてチラシを配るアイデアを提案。「次の運動から、紫色のきれいなトルコギキョウの花を添えてチラシを手渡すと、以前とは違う効果があった」と笑顔で振り返った。

 県トラック協会の会長時には、協会加盟社の全ドライバーが、県交通安全センターで発行した無事故無違反を証明するカードを取得し、記載内容を所属会社に毎年申告する制度を導入した。「事故の申告がないと、免許停止されていても分からない。あの頃は免停中でも運転する人がいた。カードの取得でドライバーの意識も変わり、今では95%以上の無事故無違反を維持している」と満足そうに話した。

 多良間さんは「今後も体の許す限り、交通安全活動に携わっていきたい」と意気込みを示した。


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