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社会・全般
2020年3月5日(木)8:54

【行雲流水】(トライアスロン中止)


 トライアスロン宮古島大会の中止が決まった。小中高校の臨時休校に次ぐ衝撃だ。新型コロナウイルスの衝撃波が南の島に届くのに時差はなかった。宮古島には、もはや情報格差も意識格差もないようにみえる。世界と同時進行で、危機意識を共有しているようだ

▼フランスの作家カミュは1947年に「ペスト」を発表、ノーベル文学賞を受賞した。感染症に翻弄(ほんろう)される社会と人間模様を描いた小説だ。見えない敵〝細菌あるいはウイルス〟に立ち向かう医師と市民の葛藤が、不条理の世界として描かれている

▼ペスト(黒死病)は、14世紀にヨーロッパ大陸を席巻した感染症だ。人口の3分の1が死亡したという。致死率30%以上だ。ヨーロッパ人が遭遇した史上最悪の惨害だったようだ

▼20世紀初頭、世界規模で流行したインフルエンザ(スペイン風邪)も人類に大惨害をもたらしている。一説では、5億人(世界人口の約30%)が感染し、5000万人が死んだといわれている。致死率10%だ。当時は、ウイルスの全貌が解明されていなくて、抗生物質もまだ発見されていなかった

▼現代は新たな問題に直面しているという。抗生物質に慣らされた「耐性菌」の出現、ウイルスの突然変異に伴う「新型ウイルス」の発生などだ。従来の抗生物質による治療法が効かない。結核患者は今も出ているし、新型インフルエンザも発生している

▼細菌やウイルスと人類の闘いはまだまだ「藪の中」のようだ。医療従事者の奮闘に敬意を表するとともに、新薬の研究開発が一日でも早く実ることを祈るばかりである。(柳)


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