09/08
2024
Sun
旧暦:8月6日 先勝 乙 
産業・経済
2020年3月26日(木)8:58

第2滑走路、きょう始動/那覇空港

処理容量1・8倍に


26日に供用開始となる那覇空港第2滑走路(写真提供・沖縄総合事務局)

26日に供用開始となる那覇空港第2滑走路(写真提供・沖縄総合事務局)

 【那覇支社】那覇空港の第2滑走路が26日、供用が開始される。内閣府沖縄総合事務局によると、供用開始で那覇空港の滑走路処理容量は24万回となり、現在の1・8倍に拡大する。同滑走路の長さは2700㍍で、総事業費は約2074億円。2014年1月に工事を開始していた。

 これまで、那覇空港が安定的に処理できた滑走路処理能力は13・5万回。これに対し、那覇空港の発着数は好調を続けてきた観光を背景に05年の11・4万回から18年には16・4万回まで大幅に伸びていた。

 そのため、航空機の発着が多い時間帯には、出発時に飛行機が滑走路で待つ時間が長くなったり、到着時にも上空で旋回することが多くなったりする事案もあった。

 第2滑走路の供用開始で、混雑の緩和などが期待される。一方、内外での新型コロナウイルス感染拡大により、昨年3月には1週間に232便あった同空港の国際線が日にはゼロとなるなど、多難な時期の船出ともなった。

 新垣健一県文化観光スポーツ部長は25日、「第2滑走の供用で、那覇空港の処理能力がかなり高まる。新型コロナウイルスの終息期を見据え、国内外にプロモーションをかけ、観光面でも多いに活用していきたい」と語った。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年9月3日(火)9:00
9:00

閑散期の観光振興へ

座喜味市長と意見交換/観光庁など   市が観光庁の地域観光新発見事業補助金を活用して実施する「市閑散期対策事業~推し活旅とマス媒体を活用した分散型旅行のすすめ~」に向けて、同庁の豊重巨之新コンテンツ開発推進室長らが2日、市役所で座喜味一幸市長と意見を…

2024年8月30日(金)9:00
9:00

「サメ?いやイルカだ」

来間大橋近くで回遊確認/宮古ブルーの海満喫   来間大橋近くの宮古島側約100ほどの沖合で29日午前10時半ごろ、1頭のイルカが優雅に泳ぐ姿が目撃された。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!