09/13
2024
Fri
旧暦:8月11日 赤口 庚 
政治・行政
2020年6月18日(木)8:59

来沖自粛、全面解除へ/玉城知事

東京など含め19日から


19日から来沖自粛要請を全面的に解除するに当たり、水際対策の強化などを発表する玉城デニー知事=17日、県庁

19日から来沖自粛要請を全面的に解除するに当たり、水際対策の強化などを発表する玉城デニー知事=17日、県庁

 【那覇支社】玉城デニー知事は17日、県庁で記者会見を開き、新型コロナウイルスに関連して政府が県をまたぐ移動自粛要請を19日に緩和するのに伴い、6都道県(東京、埼玉、千葉、神奈川、北海道、福岡)を含む県外からの来沖自粛要請を、予定通り19日から全面的に解除すると発表した。これに伴い、県は水際対策を強化する方針を示している。

 会見で、玉城知事は「旅行者の安全・安心アクションプラン」を発表。水際対策として、那覇空港に看護師2人が常駐する「旅行者専用相談センター」を設置することなどを明らかにした。

 観光客などに発熱などの症状がある場合は、常駐看護師が対応に当たり、指定医療機関への取り次ぎなどを行う。また、渡航前や滞在中、滞在後も感染防止のための協力を渡航者らに呼び掛けるという。

 また、県独自で、外出自粛や事業者への休業などの要請を可能にする新たな条例案を県議会6月定例会に提出する考えも示した。

 玉城知事は、「県内の感染は落ち着いた状況にあるが、今後、さらに経済活動や人の動きが活発化するのに伴い、県境をまたぐ往来が間違いなく増えるものと考える」と述べた。

 その上で、「水際対策や条例の制定などにより、県民の健康と経済活動を、しっかり支える取り組みを全力で進めていく」などと強調した。

 同アクションプランは、県と沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB、下地芳郎会長)、観光関連団体や県医師会などが参加し、4回にわたって協議を重ねてきた「新型コロナウイルスに負けない安全・安心な観光地づくりに関する対策会議」で出された提案などを取りまとめたもの。

 「旅行者専用相談センター」は19日に開所する予定。同センターについては、10月末までの予算として6000万円を確保した。県は、ホテルなどの宿泊施設と連携し、観光客に対して旅行後も3日以内に電話で健康確認する方針。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年9月10日(火)9:00
9:00

きょうから八月踊り

多良間 初日は仲筋字会 国の重要無形民俗文化財に指定されている多良間島の八月踊りが10日から始まる。初日は仲筋字会が土原(ンタバル)御願所で「正日」を行い、塩川の住民を招いて華やかな組踊などを披露する。祭りは12日までの3日間。

2024年9月3日(火)9:00
9:00

閑散期の観光振興へ

座喜味市長と意見交換/観光庁など   市が観光庁の地域観光新発見事業補助金を活用して実施する「市閑散期対策事業~推し活旅とマス媒体を活用した分散型旅行のすすめ~」に向けて、同庁の豊重巨之新コンテンツ開発推進室長らが2日、市役所で座喜味一幸市長と意見を…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!