04/16
2024
Tue
旧暦:3月8日 仏滅 庚 
政治・行政 社会・全般
2020年6月27日(土)9:00

臨時交付金7億7000万円/新型コロナ

想定額を大幅上回る/経済対策第2弾、7月発動


新型コロナウイルス緊急経済対策臨時交付金の詳細を明かす下地市長=26日、市内ホテル

新型コロナウイルス緊急経済対策臨時交付金の詳細を明かす下地市長=26日、市内ホテル

 新型コロナウイルスの緊急経済対策として国が配る地方創生臨時交付金で、宮古島市に7億7000万円が配分されることが26日までに分かった。当初の想定額を約2億5000万円上回る金額だ。交付金は市が7月中にも発動する第2弾経済対策に注入。感染防止策を講じながら誘客を促進し、島内景気を刺激して経済の回復を目指す。下地敏彦市長が26日、民間団体の会合で明らかにした。

 各自治体への臨時交付金は国の第2次補正予算に含まれた2兆円が原資。5月に発表された第1次補正に次ぐコロナ緊急対策費として予算化されている。

 下地市長によると、予算の使途は事業継続・雇用維持と、新しい生活様式を取り入れた地域経済活性化の二つに分けられている。

 市への配分額のうち、事業継続・雇用維持は約2億5000万円、もう一つの地域経済活性化の分野には約5億3000万円が充てられているという。

 この予算を活用して実施する事業(経済対策)は7月に発動する方針だ。各課で計画を立案しており、近く形にして公表する。

 すでに、事業者に一律10万円を給付する「事業者経営支援助成金事業」の対象事業所枠を広げる方向性を打ち出しており、より手厚い支援策を実行に移して事業所の資金繰りを支える。

 今回の臨時交付金について下地市長は「当初予定していたよりも多くのお金が入る。それだけ活力ある事業を展開していける」と想定外の上積みを喜び、「各事業所の意見を聞きながらどうすれば活性化できるかを考えたい」と話した。

 下地市長は26日、宮古島観光協会の定時総会に出席して臨時交付金の詳細を明かした。自身の会長選任を受けてあいさつした下地市長は「業界の皆さんの意見を取り入れながら盛り上げていきたい。アイデアをどしどし寄せてほしい」などと促し、臨時交付金の効果的活用に意欲を見せた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月7日(日)8:54
8:54

海岸ごみ「ほっとけない」/500人参加しビーチクリーン

「第3回ほっとけないプロジェクト~海辺のミライをみんなで守ろう」(主催・同プロジェクト実行委員会)が6日、新城海岸で行われた。宮古島海上保安部やボランティアサークル、空手道場など各団体のメンバー、家族連れ約500人が参加しビーチクリーンを実施。発泡スチロールや…

2024年4月7日(日)8:52
8:52

大会まで1週間/歓迎ゲート完成

本番へ気合十分 第38回全日本トライアスロン宮古島大会まで残り1週間-。本番を控え、島内の各コースでは試走するトライアスリートの姿が多く見られた。開会式・表彰式の会場となるJTAドーム宮古島には「歓迎ゲート」がお目見え。ランやバイクのコース沿いには応援幕が設置…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!